道南・北東北縦断の旅 その９ ５日目 酒田～東京

2019年９月１日。
最終日の後半は、酒田散策をしたのち庄内空港から東京へと戻ります。

酒田観光

相変わらず駅前はさみしい感じ。
海に近づくと活気のある街なんですけどねぇ。



酒田に来たのは2013年８月の旅行以来、２回目です。
あの時も３時間しか見学時間が無く忙しい観光となりましたが、
今回はもっと忙しく２時間でざっと観光する羽目に。
今回は本間家別荘 清遠閣と本間家旧本邸、酒田夢の倶楽だけ回りました。



まずは駅のすぐ近くにある、本間美術館へ。



美術館自体はこじんまりとしていて、すぐ見終えます。
そしたらその隣にある、清遠閣へ。



200年前に建てられた、本間家の別邸で、
酒田の殿様や昭和天皇が立ち寄ったこともある由緒ある建物です。
ここは内装が手が込んでいて、すごいんですよ。





綺麗な欄間もあるし



腰板も凝ってるし。



階段の入り口にある梅の欄間飾りは



裏から見ると壁に影を落として、これまた綺麗。







とても落ち着く、良いところなのです。
しかしあまり時間がないので、次の見学地へと移動します。
今回も30分弱しか居られなかったなぁ……




本間美術館から15分ほど歩いて、本間家旧本邸に到着。



立派な塀だ…



入り口の赤松も立派だ……

「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」
などと言われるほどの大豪商のお屋敷ですから、
その中も当然立派なわけですが、残念ながら撮影禁止でした。



本間家旧本邸を後にして、10分ほど歩いて山居倉庫へ。
山居倉庫は言わずと知れた、酒田の観光名所です。
1893年に建てられ、今でも米穀倉庫として使われています。



山居倉庫といえばこのアングル。
ケヤキ並木は夏の陽射しと冬の季節風の両方を遮断するためのもので、
独特の景観をなしています。



現役の倉庫なので、中を覗いてみると



倉庫での作業に使われるであろう機械でごちゃごちゃとしてました。


このあとなにか昼食でもとろうかと思ったものの、あまり時間がなかったので
ソフトクリームだけいただきました。



つや姫とさくらんぼのミックス。
お米のソフトクリームはたぶん初めて食べたはず。
ほんのり甘くて、お米っぽさはあまり感じなかったかな。




このあと山居倉庫前のバス停から庄内空港連絡バスに乗り、庄内空港へ移動します。





空港内で昼食を食べてて時間ぎりぎりになるのはイヤだと考え、
さっさと荷物を預けて保安検査をパスしてしまったら、
中には小さなANA FESTAがあるのみだったというオチが待っていました。

庄内最後の食事がおにぎり１個とは……



ということで、７年ぶりの北東北とお別れです。







このあと定刻通りに成田空港に到着して、まだ時間に余裕があったので



まだ乗っていなかった二俣支線を乗りつぶしてから家に帰りました。



GPSログが東京に帰る気のまったく無い感じになってて面白かった。





このあと秋に南武線浜川崎支線と水郡線太田支線を乗りつぶし、関東のJR全線乗りつぶしが終了しました。


乗車率は67％を越え、３分の２は乗ったことになるんですが、残り３分の１は簡単に乗れそうにないところばかり。
ひとまず70％越えを目標とし、全部乗りつぶすことはしない予定です。