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久留里線に乗ってきた

2012-04-01 01:38:22 | 旅行・鉄道


春休みの旅行を終え、青春18きっぷが余っていたので、
東京近郊大回りでは安く乗ることができない久留里線に乗ってきました。




まずは千葉駅まで行き、内房線に乗り換えます。





木更津駅から待望の久留里線に乗り込みます。
いきなりキハ30形がお出迎え。
そのレトロな風貌にびっくりです。

平日の昼間だったので、乗客は地元のお年寄りか、
もしくは鉄道ヲタクのどちらかでした。





車窓に流れるのはだいたい田んぼと山、ときどき民家。
都心から2時間以上かけてやってくれば、たいていこんな感じですよね。







上総亀山に到着すると、乗客の半分ぐらいは車止めのほうに流れていきます。
思い思いの構図をおさえるために、みんな必死です(笑)





もはや哀愁を感じるキハ30形。







終点の上総亀山駅はこんなかんじ。


久留里線は全長32.2km、全線単線非電化のローカル線。
短いですが運転速度が遅いので、木更津-上総亀山間に1時間かかります。

上総亀山自体は田舎町で、お店もあまりありません。
もともと外房線の大原駅まで結ぶ予定だったものの、
その計画は実現せず、途中駅の上総亀山が終点になってしまったんだとか。
ちなみに千葉県内の駅の中では、最も標高の高いところにあるそうです。
そうはいっても標高は99m。







近くには人造の亀山湖があります。
いわゆるダム湖ですが、湖畔を歩くのはなかなか気持ちがいいです。





亀山湖は釣りで有名だそうで、それ用のボートが多く貸し出されています。
なにが釣れるのかと調べたら、ブラックバスやブルーギルだそう。





湖畔の公園に桜が咲いていたので、ここでお昼ご飯にしました。




この日のお昼は千葉駅で購入した「やきはま弁当」。
駅弁を買えるよう、あえて1本前の総武快速に乗ったという周到ぶりです。




やきはま弁当は要するに焼きはまぐりの乗ったお弁当。
はまぐりに塗られたタレは甘め、ご飯も甘めのタレで仕上げてあります。
銚子や野田が近いので、てっきり醤油の味が強いかと思ったのでやや不意打ち。
おいしかったですけどね。はまぐりも柔らかかったし。





サトザクラ? ヤマザクラ?
ソメイヨシノではないと思う……でもきれい。

あ、カメラはCoolpix P310です、買っちゃいました。
F2.0でマクロで撮ったので、コンデジにしては背景がうまくボケてます。







亀山湖畔の移動ルートはこんな感じ。移動距離は2.8kmほどです。
もう少し散策したかったけれど、列車待ちの2時間の間なので、
お昼ごはんを食べる時間も含めたらこんなもんでしょう。






さて、上総亀山駅を後にして、今度は久留里駅に移動です。
久留里線では珍しい有人駅!
もともと久留里藩の城下町なので、久留里線の中では一番賑わっている街です。





ひとまずは久留里城へと向かいます。
久留里街道を1kmほど歩いたところで脇道に入り、
そこからは上り道。舗装路です。





ただし隣にはちゃんと山道も残っています。
ハイキング気分を味わいたい人は、こっちの方が良いですね。





駅からおよそ30分ほどで、頂上に到着です。
標高150mほどと、久留米街道からは5,60mほどしか登りませんが、
高い山の存在しない千葉県なので、なかなかの景色です。





久留里城は上総武田氏の武田信長によって築かれた山城。
ですが明治維新で廃城になり、現在あるのはRC構造の模擬天守です。
主に展望台としての役割を担っているようで、
中はおおよそ城とは思えないような様子でした(笑)










30分ほどかけて山道を下り、久留里の市街地まで戻ってきました。
古い街なので、建物も風情を感じさせるものがいくつもあります。





その後また久留里線に揺られて木更津まで戻りました。






東京から総武快速線で木更津まで行き、久留里線に乗って上総亀山まで行って、亀山湖畔でお昼ご飯。
そののち久留里まで戻って久留里城まで往復1時間強の山登りをして、東京に戻る。
そんな1日でした。
これ、大人の遠足としてはなかなか良いんじゃないでしょうか?
鈍行列車に片道3時間揺られることを苦と思わない人限定ですが(;´~`)




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