
ずっと旅行のまとめ記事ばかり書いていて書くタイミングがなかったので、
ここらで最近買ったデジモノについてのレビューをしようと思います。
まずはHUAWEI Watch GTから。
購入したのは46mmで黒いスポーツモデル。
去年の12月末にビックカメラのアウトレットで、箱破損で2000円ほど安くなっていたのを買いました。
それから9か月間、毎日ずっと着けています。
多少厚みはあるものの、並みの腕時計とさほど変わらないサイズ感なので、そこまで邪魔に感じることはありません。
以下、簡単なレビューです。
スマートすぎないスマートウォッチ
Apple WatchやWear OS端末など、スマートウォッチは腕時計サイズのスマホを目指しているものも多い。なんでもできるけどバッテリーは1日しか持たず、毎日充電しなければならないものも多い。
それに対してHUAWEI Watch GTは、スマートすぎないスマートウォッチである。
あとからアプリを追加することはできず、用意されている機能しか使えない。
代わりに処理の重さによってプロセッサを使い分け、バッテリー持続時間を大幅に向上させている。
通知連携、活動量計、睡眠記録、気圧計、GPSログなどはとれるので、スマートウォッチよりも活動量計の方が近い。
細かい部分で気になるところが無いでもないけど、機能面で物足りないと感じることもあまり無い。
腕の上でなんでもできる必要は無いけど、ブレスレットみたいな活動量計は嫌だ。
そういう人にはちょうどいい具合のスマートウォッチかなと思う。
電池の持ちについて
スマホと接続しLINEと電話の通知のみ設定、心拍数モニターと睡眠記録は常時ON、GPSを使用せずという設定で一日中着け続けていて、だいたい11日で電池切れギリギリになるくらい。
HPや広告に書かれている14日連続使用はちょっと難しいが、アクティビティの記録を使わなければ一週間は間違いなく使える。
ウィークエンドごとに充電という人もいるかもしれない。

充電履歴メモ。
GPSログをとらなければ、だいたい10日か11日で充電している。
ちなみにスマホとの接続を切ってしまえば、残り2%でも数時間はもつので、
緊急時には単なる時計として働いてもらいましょう。
ウォッチフェイスについて
プリインストールされているものが13種類で、それ以外に10種類をあとからインストールして使うことができる。
有機ELの消費電力特性を生かすためか、黒を基調としたものが多い。
よく使うのはデジタル時計にカロリー・歩数・心拍数の表示されるExplorerと、
デジタル時計に標高・気圧・心拍数が表示されるOutdoor。
あとはアナログ時計に日付と歩数、電池残量、心拍数が表示される24-hour Timeあたり。

イマイチなデザインのフェイスも多く、どうせ使わないのなら削除したいところなのだけど、
残念ながらプリインストールされているフェイスは削除できない。
個人的にはデジタル・アナログ同時表示のフェイスがあるといいんだけど。
気になるところ
① ワークアウト中にコンパスが使えない
ワークアウト記録中は、他の機能を呼び出すことができない。
ランニングやサイクリングなどほとんどのワークアウトでは、ワークアウト画面上の情報で事は足りるのだけど、
ハイキングに関してはちょっと問題が生じる。
せっかくついている電子コンパスを使えないのだ。
分岐点で方角を確認しようと思っても、ワークアウト記録を止めない限りコンパス機能を呼び出すことはできない。
これでは宝の持ち腐れである。
②GPSログの書き出しができない
ウォーキングやトレッキングなど野外活動の記録をした際、その軌跡はHuawei Healthアプリ上で確認することができる。
しかしこのトラックデータを共有しようと共有ボタンを押すと、スクリーンショットが撮れてその画像を他のアプリに共有しようとする。

違う、そうじゃない。
KMLとかGPX形式で書き出して他で活用したいんだ……
ちなみにXDAフォーラムでは一応データの取り出しはできているようす。
ただし今のところHuawei端末専用のバックアップアプリからしか書き出せないようなので、
Blackberry Key2に繋げて使っている私には不可能である。
あとこれは細かい話になるが、Huawei Watch GTで記録したGPSログが、
Google FitやGoogleタイムラインに反映されないのも気になる。
Google Fitとの連携はとれるのだけど、ワークアウトについては連携されないらしい。
せっかく記録をとっても他で使えないなら、いっそスマホで記録を取ってしまったほうが後々便利である。
こういうところ、ちょっともったいないなと思う。
という