
妻籠から南木曽駅に戻ったら、あとは中央本線をひたすら東に向かいます。
桃介橋
そこで観光案内に書いてあった、桃介橋を見に行ってみましょう。

日本の電力王 福沢桃介がこの近くに発電所を作る際に架けた木造の吊り橋だそうで、
発電所完成後は町の住民に開放されたものなんだとか。

トラスの部分も木造です。
これはすごいなぁ、良いものを見れました。
妻籠宿では残念な思いをしましたが、この橋を見られただけでもよかったですよ。

中央本線を東へ
南木曽駅に戻ったら、あとは中央本線で東京へ戻るだけです。まずは松本行きに乗り、途中の塩尻まで向かいます。


この区間は運転本数が少ないうえに2両編成で、
車内はかなり混雑していました。
木曽福島まで来てようやく座れたくらい。

須原駅付近のようす。
当然のように一面の雪景色。
塩尻駅で乗り換えです。
ここはJR東日本と東海の境界の駅。
駅名標もJR東日本の緑色と、JR東海のオレンジ色に塗り分けられています。


やってきたのは115系横須賀色。
あら、まだこんなところに残っていたんですね。
こいつに大月まで3時間乗りっぱなしです。
塩尻から大月までは、ボックス席の1ブースを占領できるくらいに空いていました。
こういう状況なら、駅弁も食べやすいですね。
夕飯は塩尻駅で買った駅弁、信州黄金シャモめしです。


シャモガラスープの炊き込みご飯の上に、モモ肉テリヤキ、ムネ肉塩焼き、
ササミとマイタケの煮付けとシャモの3種類の肉が乗ったもの。
五平餅に信州ワインゼリーも付いてます。
冷めてはいても、シャモ肉がおいしかったです。
塩尻の駅弁はあまり選択肢が多くないですが、
これがあるなら安心ですね。次回もこれかな。
そして大月で中央本線東京行きに乗り換えます。

なんだか車両が突然新しくなりました。

そして新宿に到着。
中央本線自体は東京駅まで続いているので、
このまま乗って行けば1日のうちに中央本線をすべて乗るという
おかしなことができたわけですが、そこまでの気力は残ってませんでした。
ともあれこれで中央本線の乗りつぶし完了です。