知床五湖フィールドハウスで雨宿りすること1時間とすこし。
ようやく霧雨程度に落ち着き、霧が晴れて視界もよくなってきたので、知床五湖の地上遊歩道を散策することにしました。
しかしちょっと待った!
現在の知床五湖には、高架木道と地上遊歩道の2つの散策コースが設けられています。
高架木道は高さ数m、長さ800mの木道で、こちらはヒグマの影響を受けないためレクチャー無しで自由に入ることができます。
いっぽう地上遊歩道はフィールドハウスでのレクチャーを受けてからでないと入れません。
レクチャーは大人250円、時間は10分ほど。
知床五湖のWebサイトから事前予約ができます。
現地で書類を書く手間が省けますし、混雑時に待つこともありません。
今回のように予約時刻に間に合わなかった場合でも、そのあとのレクチャーに優先的に入れてもらえるので、
地上遊歩道を歩きたい場合は予約をしておきましょう。
ちなみにレクチャーを受け終えたらすぐに地上遊歩道へと誘導されるので、トイレはレクチャー前に済ませましょう。
また、今回のような天候不良時はレクチャーを受けるタイミングを間違えると、酷い天候の中を進む羽目になりますから、
スケジュールや自分の装備など、諸々を考慮したうえで出るようにしましょう。

知床五湖の地上遊歩道入口。
入ってすぐを左に行くと、一湖・二湖を周る小ループ(1.6km 40分)で、
右に行くと五つの湖を周る大ループ(3km 90分)です。
がっつり歩く気で来ていた私は、もちろん大ループへと入りました。
ちなみにこの日の私の装備は、上は登山用のレインウェアに吸湿速乾性のウェア、
足元はゴアテックス使用で軽登山用のNew Balance MO703H、
背中も登山用ザックでレインカバーも完備というやる気満々な格好でした。
それなりの雨になっても、臆することなく森を散策できるレベルで、これが結果としては良かったと思います。
ただ、実際に歩いてみると地上遊歩道大ループはただただ平坦な道のりです。
これが天気が良く見晴らしがきくようならば楽しいのでしょうが、天気の悪いときではひたすら退屈。
装備が整っていても、天気の良くないときは小ループで十分かなと思いました。


景色が良くないので、道端の倒木ばかり撮ることに。
撮ってる間は楽しいけれど、後で見てもあまり面白くないですね。

歩いているうちにどんどん霧が出てきて、
あたりは一層怪しい雰囲気に。

二湖。ここの辺りで雨も降り始め、見通しもきかなくなってました。
晴れていたら知床連山がバックに見えるはずだったのに……
でもここでPENTAX 645Zを使っている人を発見。
同じPENTAXユーザー同士ということで、ちょっと話し込んでしまいました。

高架木道合流点。
地上遊歩道からの一方通行になっています。
知床は野生動物の宝庫というより、ただただ自然が広がるところであり、
我々人間はその端っこの方を借りて生きているような場所です。
その知床で近年問題となっているのがヒグマ。
ヒグマの高密度生息域ゆえ観光客が軽い気持ちで散策をすると、深刻なトラブルが起きてしまいます。
観光資源として活用したいけれど、ヒグマ対策はしなければならない。
そうやって考えた末に知床五湖に作られたのが、この高架木道です。
高さ数m・長さ800mの木道で、観光客がヒグマと接触すう心配なく散策できるようにしたのですね。
さらに木道の桁には高圧電線を張り、ヒグマが近付かないようにしているんだとか。

ただまあこれ、明らかに景観を損ねていると思うんですよね。
自然を観光資源として売りに出そうとすると、その自然を傷つけることになる。
そこのバランスの取り方はなかなか難しいところなんでしょうが、やや開発に傾きつつあるのかな。
今年度の知床五湖フィールドハウスの営業は10月末までとなっていて、それは駐車場拡張工事のためだとか。
フィールドハウスのTwitterを見ると、お盆の時期の昼頃は渋滞が起きるほどの混雑具合だそう。
知床の正しいあり方って、どんなんでしょうね?
ちょっと考えてしまいました。
知床五湖で雨に降られて時間を食ってしまったので、この日の観光はここで終了。
知床五湖からシャトルバスに乗り、ウトロのバスターミナルへ戻ります。


この日の宿は、世界自然遺産の宿 しれとこ村さん。
地図で見ると、バスターミナルの脇の道を登っていくよう。
これが荷物を担いで行くと結構きつい坂で、15分くらいかかってしまいました。


この日の夕食も宿でいただきました。
ちょっと奮発して、毛ガニ1パイの付いたプランにしたわけですが、
毛ガニ1パイってひとりで食べるとなかなかに食べでがありますね(;゜o゜)

そんなこんなな2日目でした。
寝坊するわ、悪天候だわで散々な日ではありましたが、なんだかんだで楽しかったのを覚えています。
明日3日目は、午前中に知床をもう少し観光したのち、斜里に戻ってから釧網本線で川湯温泉を目指します。
ようやく霧雨程度に落ち着き、霧が晴れて視界もよくなってきたので、知床五湖の地上遊歩道を散策することにしました。
しかしちょっと待った!
現在の知床五湖には、高架木道と地上遊歩道の2つの散策コースが設けられています。
高架木道は高さ数m、長さ800mの木道で、こちらはヒグマの影響を受けないためレクチャー無しで自由に入ることができます。
いっぽう地上遊歩道はフィールドハウスでのレクチャーを受けてからでないと入れません。
レクチャーは大人250円、時間は10分ほど。
知床五湖のWebサイトから事前予約ができます。
現地で書類を書く手間が省けますし、混雑時に待つこともありません。
今回のように予約時刻に間に合わなかった場合でも、そのあとのレクチャーに優先的に入れてもらえるので、
地上遊歩道を歩きたい場合は予約をしておきましょう。
ちなみにレクチャーを受け終えたらすぐに地上遊歩道へと誘導されるので、トイレはレクチャー前に済ませましょう。
また、今回のような天候不良時はレクチャーを受けるタイミングを間違えると、酷い天候の中を進む羽目になりますから、
スケジュールや自分の装備など、諸々を考慮したうえで出るようにしましょう。

知床五湖の地上遊歩道入口。
入ってすぐを左に行くと、一湖・二湖を周る小ループ(1.6km 40分)で、
右に行くと五つの湖を周る大ループ(3km 90分)です。
がっつり歩く気で来ていた私は、もちろん大ループへと入りました。
ちなみにこの日の私の装備は、上は登山用のレインウェアに吸湿速乾性のウェア、
足元はゴアテックス使用で軽登山用のNew Balance MO703H、
背中も登山用ザックでレインカバーも完備というやる気満々な格好でした。
それなりの雨になっても、臆することなく森を散策できるレベルで、これが結果としては良かったと思います。
ただ、実際に歩いてみると地上遊歩道大ループはただただ平坦な道のりです。
これが天気が良く見晴らしがきくようならば楽しいのでしょうが、天気の悪いときではひたすら退屈。
装備が整っていても、天気の良くないときは小ループで十分かなと思いました。


景色が良くないので、道端の倒木ばかり撮ることに。
撮ってる間は楽しいけれど、後で見てもあまり面白くないですね。

歩いているうちにどんどん霧が出てきて、
あたりは一層怪しい雰囲気に。

二湖。ここの辺りで雨も降り始め、見通しもきかなくなってました。
晴れていたら知床連山がバックに見えるはずだったのに……
でもここでPENTAX 645Zを使っている人を発見。
同じPENTAXユーザー同士ということで、ちょっと話し込んでしまいました。

高架木道合流点。
地上遊歩道からの一方通行になっています。
知床は野生動物の宝庫というより、ただただ自然が広がるところであり、
我々人間はその端っこの方を借りて生きているような場所です。
その知床で近年問題となっているのがヒグマ。
ヒグマの高密度生息域ゆえ観光客が軽い気持ちで散策をすると、深刻なトラブルが起きてしまいます。
観光資源として活用したいけれど、ヒグマ対策はしなければならない。
そうやって考えた末に知床五湖に作られたのが、この高架木道です。
高さ数m・長さ800mの木道で、観光客がヒグマと接触すう心配なく散策できるようにしたのですね。
さらに木道の桁には高圧電線を張り、ヒグマが近付かないようにしているんだとか。

ただまあこれ、明らかに景観を損ねていると思うんですよね。
自然を観光資源として売りに出そうとすると、その自然を傷つけることになる。
そこのバランスの取り方はなかなか難しいところなんでしょうが、やや開発に傾きつつあるのかな。
今年度の知床五湖フィールドハウスの営業は10月末までとなっていて、それは駐車場拡張工事のためだとか。
フィールドハウスのTwitterを見ると、お盆の時期の昼頃は渋滞が起きるほどの混雑具合だそう。
知床の正しいあり方って、どんなんでしょうね?
ちょっと考えてしまいました。
知床五湖で雨に降られて時間を食ってしまったので、この日の観光はここで終了。
知床五湖からシャトルバスに乗り、ウトロのバスターミナルへ戻ります。


この日の宿は、世界自然遺産の宿 しれとこ村さん。
地図で見ると、バスターミナルの脇の道を登っていくよう。
これが荷物を担いで行くと結構きつい坂で、15分くらいかかってしまいました。


この日の夕食も宿でいただきました。
ちょっと奮発して、毛ガニ1パイの付いたプランにしたわけですが、
毛ガニ1パイってひとりで食べるとなかなかに食べでがありますね(;゜o゜)

そんなこんなな2日目でした。
寝坊するわ、悪天候だわで散々な日ではありましたが、なんだかんだで楽しかったのを覚えています。
明日3日目は、午前中に知床をもう少し観光したのち、斜里に戻ってから釧網本線で川湯温泉を目指します。