2016年3月18日。
最終日の3日目は時又から辰野まで飯田線を乗りつぶし、中央本線で東京へと戻ります。
途中、天竜峡と飯田の街を観光し、さらに中央本線の辰野支線も乗りつぶす、乗り鉄ルートです。

まずは時又から天竜峡駅へと戻って観光します。
特に下調べもしていなかったので、駅のすぐ近くにある天竜峡観光案内所で情報収集。

遊歩道のルートから所要時間まで、
案内の方がとても丁寧に説明してくれました。
さすが古くからある観光地。



これはいいなと思ったのが、遊歩道が茶色に塗り分けられているところ。
分かれ道に出くわしても、茶色の道を選んでおけばルートからはずれないようになってるんですね。
単純なアイデアだけどめったに見かけないので、感心してしまいました。


最後に駅前の展望台からパシャリ。
奥に見えているのは中央アルプスでしょうか。
中央アルプスと南アルプスに囲まれた景色は初めてなので、
なんだか新鮮な感じ。

写真を撮りながらゆっくり歩いて1時間くらいのルートでした。
散策にはちょうどいい距離、ちょうどいい高低差ですね。
天竜峡の散策を終えたら、再び飯田線に乗り込み飯田へと向かいます。


車窓から南アルプスが見えるようになりました。
のどかな景色をしばらく進むと、飯田駅に到着。
乗り換え待ちの2時間の間に、ささっと飯田の街を散策しちゃいましょう。

りんご色した飯田駅の駅舎。

長姫神社。
松川と谷川に挟まれた河岸段丘の上にあります。
もともとは飯田城があった場所。

高いところなので眺めがよいです。
しかし城の痕跡はほとんど残ってません。
しかたなくブラッと歩いてみたところ、面白いものを発見。

環状交差点、いわゆるラウンドアバウトです。
交差点に入る車の動きを右回りに限定し、
信号なしにスムーズな移動をできるようにしたもの。
日本には2014年の段階で140箇所ほどあるんだとか。
(国交省ラウンドアバウト検討委員会資料PDFより)
なんでもこの飯田市東和町のラウンドアバウトは、
全国初のものだそう。
1時間半ほどではありますが、飯田の街を駆け足で観光し終えたので、
再び飯田線に乗り込んで東京を目指します。