此のところ引っ越し先の家を片付けたり長年暮らした県営団地の部屋や庭を片付けたりしていますが…それよりも母の住む実家の片付けが大変です。
買ったばかりの新車のハスラーに大量のゴミ袋を乗せてクルクルセンターまで三往復する日もあります。
実家の納戸の中は着る服や絶対着れない服が床の上にランダムに積み重ねてありファンヒーターやホームこたつを仕舞いたくても仕舞う場所どころか歩く場所もありません。もう本当にゴミ屋敷です。💦。1メートルは大袈裟ですが床から30センチは服やらシーツやら袋やら帽子やらが重なりあって床をみることも出来ません。
母は何年もこの状態で生活していました。これを見るたびに憂鬱で…。仕事に出ていた私は仕事で疲れてしまって母の家を片付けたくても出来なくて余計に滅入ってしまっていました。
今せっせと母の家も片付けています。
私がゴミ袋にいらない物を入れているのを見て
「私に死ね言うことかな!私がどんなにして買うた物じゃと思うとんで!」
と怒ります。母が怒ると一つ一つカビが生えて変色したり破れている所を見せて
「これを着て歩くつもりかな!!💢」と私も怒り捨てています。
そうやって処分していくと床に敷いてあるカーペットが見えてきました。ちょっとした感動です。
ハンガーラックを買って来て上着用とパンツ用に分けて吊るしました。
「黒いパンツがないから買わんといけん」
と言っていた母ですが黒いパンツは8本くらい出てきました。(笑)
あっという間に衣装持ちになりました。
ここまでくれば母も嬉しいらしくニコニコしています。
昨日その納戸の押し入れの中まで片付けて今日そのゴミをクルクルセンターに出しに行った帰りに母の家に寄ってみるといつも閉めっぱなしだった納戸の扉とお座敷からの襖が開けてあり部屋の中に光がさして明るくなっていました。
やはり母も部屋が綺麗になると嬉しいのだと思います。
実家は山の上の村にあります。
自然の中に自生している藤の花が今満開です。
お大師堂に植えられた山吹も満開です。
これは?
タンポポはもう綿帽子です。