青少年育成連合会 | 日本の未来を【夢と希望に満ちた国】にする為に日本人の心に訴えたい
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写真は理事長が10代の時。

俺達の高校時代の不良は、喧嘩が強いのが番長格で、それぞれ皆んな助け合いながら、上手く生きてきた時代
今みたいに学校の中や外でも、弱い者をイジメるとかは、やった記憶が無い
逆に弱い者をイジメる奴は、シメル方だった
喧嘩相手は殆ど、不良相手。
学校の中で暴れる事も無いし、学校の中と外では、はっきり分けてきた。
その辺が今の高校生の連中とは、人間性からして大人と子供の差がある。
昨年は、十代の自殺が873人を越えたと新聞記事に出ていたけれど、大変な数だ。
今の日本社会をかえりみて、若者がとか希望が、この国に対して持てるとは思わない
この国の舵取りをしている、多くの政治家の皆さんは、どのように考えているのかどうか

最近、ある会場での講演会に出席して、銚子市長・岡野氏の力強い

話を聴き今まで、数々の教育関係者の講演を聴いても心に残るも

のが少なかったが市長の話の内容は、自分の考えとほぼ同じ。

やはり、言葉だけではなく、行動と勇気だ

多くの教育・学校関係で講演を頼む場合にはぜひ、岡野市長に依頼されるとよい

きっと、素晴しい勇気をもらうことだろう。

ここに、銚子市の岡野市長を紹介する。

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持論時論:教育再生の秘訣は何か
                千葉県銚子市長 岡野俊昭氏に聞く

 昨年まで教職者であった岡野俊昭氏は、規範教育と基礎教育の徹底で四校の荒れた学校建て直しに尽力してきた。

その実績と人柄を買われ定年退職直後の昨年夏、正義感の強い教え子から推されて銚子市長に当選。

六十歳を節目に教育界から政治の世界に日を転じた「還暦のフレッシュマン」岡野俊昭市長に、 「教育再生の秘訣(ひけつ)」を
聞いた。

===========学校再建の現場はどういうものだったのか。

 バルセロナの日本人学校の校長として赴任していたとき、以前赴任していた銚子市立第五中学校が荒れに荒れているから、 立て直してほしいと要請があった。

 早速、建て直し作業に取り掛かった。問題点を洗いざらい隠さず赤裸々にした上で学校の基本方針を打ち出し、教師をはじめ府警や住民に協力を求めた。

 ます、「ならぬものはなるぬ」と、子供たちに断固とした規範教育を説いた。そのためにだしたのは「未成年者の茶髪、ルーズソックス、立ち入り禁止」 という看板だった。教育の場を教育の場らしくするためだ。

 早速、暴走族がこれを抜きに来た。次の日には新しい看板を出し、また抜かれるという“いたちごっこ”が続き、何枚もの看板が川に捨てられた。

ただ抜かれるたびに
大きいものを出していった。その後、向こうの方が根負けして抜かなくなった。

 暴走族には、「入るなら一人で入って来い。堂々と受け答えするから」と、こちら側から宣戦布告した。そして、校長室に入れて腹を割って話した

しかし、 こちらの態度を見て、そういう信念があるのなら、協力させてもらうと態度がかわった。

 また、教育環境が整備された段階で、礼儀作法と基礎教育を徹底してやった。その結果、最後には地域で一番の学校にまで成長した。

===========学校再建の現場はどういうものだったのか。

 青年期というのは学ぶ時だから、土台となる基礎・基本を徹底すべきだ。

日本が本当に発展していこうと思ったら「気概と恥じらい」を持った人間を育てていくことが不可欠になる。とりわけ教育の現場で、国家論や哲学を教えているかというと、貧弱そのものだ。

 一方、教師というのは刀鍛冶(かじ)と同じ。日本のたたら製鉄は、鉄の良さを古い製法で引き出した。鉄を熱し、たたいて焼入れをし冷やすことを何回も繰り返して、

独特の切れ味のある刀を作り出した。アメリカの実験では銃弾を割ってしまうほどに強靭(きょうじん)だ。ドイツのゾーリンゲンもかなわなかったのがたたら製鉄だった。

まさに教育も同じで、素材の良さを見つける。鉄は熱い時に鍛えるのと同様に、青少年時代に徹底して訓練する必要がある。