日本政府が原子力を推進していることに危惧した仲間が集まって、スウェーデンの原子力関連施設の見学と調査に行きました。
今から12年前のこと。
スウェーデンは国民投票で脱原発を決めた国です。
使用済み核燃料を長期間安全に処分・保管する施設(つまり核のゴミ捨て場)を作るための、
研究施設にも入れてもらいました。
地下500mの「深地層最終処分地」です。
そして核関連施設の見学を終えた後、高校を訪問しました。
環境教育の先生からお話を伺った後、校舎の見学。車椅子の女子生徒にも偶然、廊下で出会いました。校舎は完璧なバリアーフリーで、「さすが福祉の北欧!」
さて最後に何やら重々しい金属製の扉を廊下に見つけた私。
私「これ何の扉ですか?」
先生「核シェルターの入口ですよ」
私「えっ!!??・・・・・」(驚いて言葉がでない)
先生「チェルノブイリ原発事故を知ってますか?スウェーデンは死の灰を浴びたのです」
先生「この高校から100km地点には原発がある。 事故の場合、次世代を担う高校生は放射線を浴びないよう、高校には核シェルターを作ることにしたのです」
その時、私たち日本人は原発に対して警戒心がなさ過ぎると痛感したのです。
いま、その時が・・・・。
どうか惨事になりませんように。
私は祈ることしかできません。
今から12年前のこと。
スウェーデンは国民投票で脱原発を決めた国です。
使用済み核燃料を長期間安全に処分・保管する施設(つまり核のゴミ捨て場)を作るための、
研究施設にも入れてもらいました。
地下500mの「深地層最終処分地」です。
そして核関連施設の見学を終えた後、高校を訪問しました。
環境教育の先生からお話を伺った後、校舎の見学。車椅子の女子生徒にも偶然、廊下で出会いました。校舎は完璧なバリアーフリーで、「さすが福祉の北欧!」
さて最後に何やら重々しい金属製の扉を廊下に見つけた私。
私「これ何の扉ですか?」
先生「核シェルターの入口ですよ」
私「えっ!!??・・・・・」(驚いて言葉がでない)
先生「チェルノブイリ原発事故を知ってますか?スウェーデンは死の灰を浴びたのです」
先生「この高校から100km地点には原発がある。 事故の場合、次世代を担う高校生は放射線を浴びないよう、高校には核シェルターを作ることにしたのです」
その時、私たち日本人は原発に対して警戒心がなさ過ぎると痛感したのです。
いま、その時が・・・・。
どうか惨事になりませんように。
私は祈ることしかできません。
確かチェルノブイリ事故の第一報はソ連からではなく北欧スェーデンだったと思います。脱原発を決めて良かったですよね。
チェルノブイリの事を書くと長くなりそうなのでこの辺で・・・
私のところに刻々と入ってくる情報と政府発表のものとの間で、かなりのズレがある場合があります。「どっちが正しい?」と途惑うことも。
案外海外からの方が情報速いかもしれません。
今回の事故で国は、原子力政策を大幅転換せざるを得ないだろうと思っています。