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台湾:玉山(3952m)【前編】

2015年01月13日 | 山登り
年末年始は台湾最高峰へ登りました。前編は、台北から出発して8合目の山小屋までの記録。

***
台湾へ年末にクライミングに行くことになりました。
その際、私の頭に浮かんだのが、「玉山(ぎょくざん)」です。
せっかく台湾へ渡るのなら、台湾最高峰へもぜひ登りたい! 

日本からは各種ツアーも出ていますが、今回は友人に紹介していただいた林(リン)さんが同行して下さることになりました。

【12月30日:登山1日目】
台北の駅で林さんと合流し、新幹線で一路「嘉義駅」へ。嘉義は台湾の中央部よりやや南方、北回帰線が通る都市です。
新幹線を下りて駅前で、阿里山行きのバスに乗車。


途中、有名な高級茶の「高山烏龍茶」や「阿里山烏龍茶」の産地を通ります。


バスに揺られること2時間30分で、「阿里山森林遊楽区」へ。

入口で入園料を払います。

阿里山は玉山の西方に位置し、玉山の玄関口。
樹齢数千年の巨木を見る自然観察路を歩いた後、「阿里山閣大飯店」で泊まりました。阿里山では唯一の公営ホテルです。


【12月31日:登山2日目】
真っ暗なうちに阿里山森林鉄道に乗ってご来光を見たのち、ホテルに戻って昼食。
車で出発し、いよいよ玉山へ入っていきます。

「玉山国家公園」入口の警察で、入園チェック。そして登山許可証の提示。
1日の登山者定員は92名、と厳格に決められています。
真冬を除いて人気が高く、常に高倍率の抽選なのだそう。ただし外国人枠もあります。

今回は林さんが完璧な準備をしてくださり、登山申請書、計画書、登山経験証明書、山岳保険など、全てOKでゲートをくぐりました。


ここから先は一般自動車通行禁止。われわれも専用車に乗りかえて登山口へ到達しました。


今日はここから整備された登山道を8.5km歩いて、排雲山荘までです。
出発9時40分。







途中にはトイレ2カ所、休憩舎2カ所あり、大変快適な道でした。
15時20分、排雲山荘に到着。


今晩はここに泊まり、明日は早朝に出発です。

【後編に続きます】

5 コメント

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Unknown (sarushippo)
2023-10-11 10:14:30
今からでは手配が間に合わない可能性が高いですが、年末に玉山登山をしたいと思って調べているうち、こちらにたどり着きました。
まさに希望の形でドンピシャでした。勝手なお願いですが、もし、よろしければ手配やアクセスなど(ガイドは必須?)教えてもらえないでしょうか?
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sarushippoさんへ (Repu)
2023-10-15 15:26:35
まずはコメントいただきながら気づかず(8年以上も前にアップしたものため)、返信遅れてすみません。
本文でも触れていますが、玉山には定員が決められており、登頂前夜に泊まる排雲山荘が予約制であることも考えると、ガイドがあったほうが良いかと思います。また手配やアクセスは、ガイドの林さんにお願いしたため私自身ではやっていません。
なお、私が登ったのは2014~2015年の年末年始であり、当時と現在の状況は変わっているかもしれません。
お役に立てずすみません。
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Repuさんへ (sarushippo)
2023-10-16 17:26:30
突然のコメント失礼しました。
返信ありがとうございます。
ガイドさんは個人的に依頼されたのでしょうか?
今とは異なると思いますが、もし良ければ参考に依頼された手続きや予算等教えて頂けると嬉しいです。
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sarushippoさんへ (Repu)
2023-10-17 17:12:47
ガイドの林(リン)さんは山の友人を通じて個人的に依頼をしました。またガイド料などは規定で決められていた額をお支払いしました。既定の額についてはガイド組合に問い合わせされたら良いと思います。

玉山で眺めた初日の出は素晴らしい風景で、本当に感激でした。sarushippoさんも台湾を楽しまれてください。
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Repuさんへ (sarushippo)
2023-10-20 13:27:45
教えていただいてありがとうございました。
調べているうちに、ガイド無しでも申請出来そうなことが分かりました。
登山口までの往復が核心になりそうな感じです。
もう少し調べて決めたいと思います。
コメント返信ありがとうございました!
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