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和歌山城の結晶片岩、見事!

2021年04月05日 | 地質・地形・地球科学
桜満開で美しい和歌山城、石垣に注目です。

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仕事で3月30日に訪れた和歌山市。
その中心にある和歌山城では、桜満開。


大手門も。


見事な楠の並木です。楠は和歌山市木とのこと。


さて、「地学屋」のワタクシはやはり石垣に注目します。
【その理由】地元産の一番良い石材を使うので地質が分かるから!

和歌山市を東西に走る中央構造線(一級の活断層)に沿って分布するのは緑色片岩(結晶片岩の一種)。
超高圧を受けて鉱物が一定方向に押しつぶされた結果、その面に沿って板状に割れたり剥がれやすい性質が残ります。


場内には他にも前日訪れた友ヶ島から「和泉砂岩」が使われていました。




天守閣から眼下に和歌山市。
「中央構造線」は紀ノ川に沿って走っていますが、分かったかな?


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