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赤岳鉱泉小屋:小型水力発電で電力をまかなう

2014年03月18日 | エネルギー
八ヶ岳アイスクライミングで泊まった赤岳鉱泉小屋。
今年のアイスキャンデー(アイスクライミング練習用の人工氷壁)は、素晴らしい発達ぶりでした。
間違いなく、この小屋の名物です。

そして隠れたもう一つ、それは「小屋の消費電力がほぼ全て、水力発電でまかなわれていること」です。

美濃戸口から南沢登山道に入りまもなく右手に見える小屋。

この内部には小型水力発電機が設置されています。

赤岳鉱泉小屋への登山道は、南沢に沿ってつけられています。

この沢は通年通じて勢いのある水流です。
そのエネルギーを活用しているということ。

同時に小屋のエネルギー自給を支えているのが、厳寒山間地でも使用可能なLED電球。
光半導体製造の「コーデンシTK」(東京)が開発したLED電球で、厳しい寒さや結露に耐える設計となっています。

このLEDを導入した後は、ディーゼル発電機を回す機会がめっきり減り、ほぼ水力でエネルギーをまかなっているそうです。
素晴らしい取り組みですね!

しかしよくよく考えてみれば、我々の日本は雨が多く大小さまざまな川が流れ、エネルギーに満ち溢れています。
これらのエネルギーをもっと上手く使っていきたいと思いました。



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