ブナの中庭で

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映画「ブルーゴールド・狙われた水の真実」

2009年12月12日 | 環境問題
瑞穂の国ニッポンに住む私たちにはピンとこないかもしれませんが、世界的人口増加のため水不足が深刻です。「世界水戦争」が近い将来起こりかねない状況‥‥。

「地球温暖化は“どうやって生きるか”だが、水危機は“生きられるかどうか”の問題」と言われています。

世界的な多国籍企業があらゆる国で水資源を独占しようとし、ボトルウォータービジネスで世界中から利益を上げる構造を作り上げました。
その結果、水資源と生態系は‥? 
「水を奪う者は誰か?」

そんな状況を知ったサム・ボッゾ監督は、水戦争の現状をドキュメンタリーとして撮らなければと痛感し制作に乗り出したそう。

現代の水問題を知るために、見ておきたい映画(と思います)。

2010年1月16日より全国で順次公開予定
2008年アメリカ、監督:サム・ボッゾ、
主演:モード・バーロウ、トニー・クラークほか

映画「ブルーゴールド 狙われた水の真実」の公式HP

2 コメント

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日本の水 (さとりん)
2009-12-12 00:15:58
日本の水資源が、森林ごと外国に買われていると聞いたことがあるけれど……それこそ、水の豊かな国に育ったせいか、実感がありません。

「湯水のように使う」という慣用句を、外国人に説明する時は、これは非常に日本らしい表現だと、私は言うのですが。
アラブの国だったら、真逆の意味になるかもしれませんねって、説明するんだけど
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忍び寄る外資 (Repu)
2009-12-12 07:32:20
さとりんさんのいうとおり、日本の森は狙われているようです。
森林総合研究所の平野秀樹氏は論文「しのびよる外資、林業ブームの死角」の中で、日本の森林を守るなら今すぐ公有化せよと述べています。
(論文より)
現在、日本の山林の平均の価格は、1ヘクタール20万円(坪単価70円)と驚くほど安い。はっきりとした狙いは分からないが、「海外資本が水源林を狙っている」という噂も絶えない。二束三文の値しかつかない日本の山林を外資が狙っているというのだ。すでに、三重県の大台町や長野県の天龍村では、中国資本が山林を購入しに来た、という動きや噂があったと新聞各紙が報道している。
詳細はこちら:
http://blog.goo.ne.jp/repu/e/10dfe28c6d74749c795ae8a740c08d67

乾燥して水が不足気味の地域(コロンビア共和国)に暮らしていた頃、川から汲んだバケツ1杯の水で身体と髪を洗っていたものです。
帰国後に湯船からザブザブ水があふれている日本のお風呂のゼイタクさに、頭がクラクラしたことを思い出しましましたよ‥‥。
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