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ゴミゼロを目指す上勝町

2009年04月14日 | 3R・ゴミ・廃棄物
上勝町は徳島県のほぼ中央部に位置し、山に囲まれた人口2000人の小さな町です。
2003年、全国に先駆けて、2020年までに焼却と埋め立てゴミをなくす「ゴミゼロ宣言」をおこない、世間を驚かせました。

現在ゴミは34種類に分別されています。(上勝町のHPより)


現在リサイクル率は8割!
ゴミ集積場にはどのゴミが何に再資源化されているのか明確に表示されています。この方法で町民の分別意識もさらに向上したそうです。
(下図は一部を紹介)


現在リサイクルできない2割とは、例えば
・酒パック‥‥紙とアルミの複合素材で分別が困難
・歯ブラシ‥‥プラスチックでも「プラマーク」が無いため容器包装法の対象外で焼却するしかない

これらの問題解決は市町村レベルでは無理。
笠松町長はデポジット制を導入する「資源回収法」の制定を環境省に要望しているそうです。

最後に同町のHPにも掲載されている、石川県立大学の高月教授の絵を紹介します。
(エコマンガで大変有名な方です)

ゴミを減らすにはリサイクルは大切ですが、まずは「ゴミになるものを作らない、売らない、買わない」ですよね。

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