
剱岳へ登ったことにある人なら一度はギザギザの尾根、岩峰を連ねる八ツ峰を見て、印象深く感じられたことでしょう。
八ツ峰は下部からⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰‥‥、Ⅷ峰、そして八ツ峰の頭で主稜線へつながっています。
(冒頭写真の右半分です)
私たちは前夜「剱沢小屋」に泊まり、早朝4時に出発しました。
まずは剱沢雪渓を下り、約1時間で長次郎雪渓出合へ。
長次郎雪渓は入口付近は狭く注意しないと通り過ぎてしまいそうですが、内部に入ると右手の八ツ峰、左手の源次郎尾根に挟まれた、堂々とした雪渓でした。

まずはⅠ峰・Ⅱ峰ルンゼに取り付きました。雪渓が融けてブロック状となっていたため、ブッシュを巻いたり雪渓に乗ったりの繰り返し。(この写真は見下ろしたアングル)

緊張するところもありましたが頼もしいパートナーのお陰で、1時間余でⅠ峰・Ⅱ峰コルへ到着しました。

稜線に出れば、快適なⅡ~Ⅲ級のクライミングとなります。

問題は登りより下り、クライムダウンしたり懸垂下降したり。まだ各コルには雪が多く残っていたため、懸垂ではシュルンド(側壁と雪渓の割れ目)に注意!

来日してまだ8ヶ月のNさんは、かつて本場アルプスでガイドをしていただけあり、的確なルート判断と技術でした。
(私は全く頼りっぱなし‥‥
)

そして現在は、日本の大学で数学の教授をしていらっしゃいます。
Ⅶ峰付近からみる剱岳山頂。なかなか近づいてくれない‥。

登ってきた尾根を振り返って。ひぇ~、あんなところ登ったり下りたりしてきたんだ。

八ツ峰の頭をこえ主稜線へ。池ノ谷乗越への手前は巨大な雪渓が残り、岩壁との間を慎重に進みました。

そしてようやく剱岳山頂へ到着。映画「剱岳・点の記」でテーマになった剱岳山頂の三角点です。
ここまで、小屋を出発して10時間40分が経過していました。

下りは一般ルートである別山尾根を下り、昨晩に続いて剱沢小屋へ泊まりました。
一度は縦走してみたかった八ツ峰主稜線。念願がかなって大満足!
最後に同行してくださったNさん、ありがとうございました。
八ツ峰は下部からⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰‥‥、Ⅷ峰、そして八ツ峰の頭で主稜線へつながっています。
(冒頭写真の右半分です)
私たちは前夜「剱沢小屋」に泊まり、早朝4時に出発しました。
まずは剱沢雪渓を下り、約1時間で長次郎雪渓出合へ。
長次郎雪渓は入口付近は狭く注意しないと通り過ぎてしまいそうですが、内部に入ると右手の八ツ峰、左手の源次郎尾根に挟まれた、堂々とした雪渓でした。

まずはⅠ峰・Ⅱ峰ルンゼに取り付きました。雪渓が融けてブロック状となっていたため、ブッシュを巻いたり雪渓に乗ったりの繰り返し。(この写真は見下ろしたアングル)

緊張するところもありましたが頼もしいパートナーのお陰で、1時間余でⅠ峰・Ⅱ峰コルへ到着しました。

稜線に出れば、快適なⅡ~Ⅲ級のクライミングとなります。

問題は登りより下り、クライムダウンしたり懸垂下降したり。まだ各コルには雪が多く残っていたため、懸垂ではシュルンド(側壁と雪渓の割れ目)に注意!

来日してまだ8ヶ月のNさんは、かつて本場アルプスでガイドをしていただけあり、的確なルート判断と技術でした。
(私は全く頼りっぱなし‥‥


そして現在は、日本の大学で数学の教授をしていらっしゃいます。

Ⅶ峰付近からみる剱岳山頂。なかなか近づいてくれない‥。

登ってきた尾根を振り返って。ひぇ~、あんなところ登ったり下りたりしてきたんだ。

八ツ峰の頭をこえ主稜線へ。池ノ谷乗越への手前は巨大な雪渓が残り、岩壁との間を慎重に進みました。

そしてようやく剱岳山頂へ到着。映画「剱岳・点の記」でテーマになった剱岳山頂の三角点です。
ここまで、小屋を出発して10時間40分が経過していました。

下りは一般ルートである別山尾根を下り、昨晩に続いて剱沢小屋へ泊まりました。
一度は縦走してみたかった八ツ峰主稜線。念願がかなって大満足!

最後に同行してくださったNさん、ありがとうございました。
初めての別山尾根、面白かったです。
Repuさんのレベルには遠く及びませんが……。
今回は剣沢小屋にお世話になりましたが、ここは本当に良かったです。その記事はまた日を改めて。