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企業の環境イメージ

2011年09月08日 | 環境問題
企業560社を対象に、各企業の環境に関する活動が一般消費者にどう伝わっているか、調査されました。
2011年5~6月にインターネットを利用してアンケート調査が行われたもので、その結果がこのたび公表されました。(日本経済新聞社 発表)

「環境ブランド指数」(総合順位のこと)
1位 サントリー
2位 トヨタ自動車
3位 イオン
4位 パナソニック
5位 シャープ
6位 アサヒビール
7位 日産自動車
8位 東芝
9位 日立製作所
10位 キリンビール

トップになったサントリーは、水と森をテーマにさまざまなCSRを行っています。
例えば「天然水の森 南アルプス」として、水源涵養林の保全・育成を進めてたり(冒頭写真)、各地で水をテーマに公開講座や環境教室を開催していることも評価されたのかな。

部門別でのベスト3を見てみると、
●省エネルギーに努力している
  1位 トヨタ自動車 2位 シャープ 3位 パナソニック

●地球温暖化防止に努めている
  1位 トヨタ自動車 2位 日産自動車 3位 ホンダ

●リサイクルに力を入れている
  1位 サントリー 2位 イオン 3位 日本コカコーラ

●自然保護に力を入れている
  1位 サントリー 2位 住友林業 3位 日本たばこ産業

●廃棄物削減に力を入れている
  1位 サントリー 2位 日本マクドナルド 3位 キャノン

逆にマイナスイメージでワースト3を見てみると、
●廃棄物(効率的な資源利用や廃棄物の量・処理方法などに課題がある)
  1位 東京電力 2位 セブンイレブン・ジャパン 3位 日本マクドナルド

●生物多様性や動植物資源の減少、自然破壊を進めている
  1位 東京電力 2位 王子製紙 3位 中国電力

●有害物質を使用したり、大気・水・土壌を汚染している
  1位 東京電力 2位 日本たばこ産業 3位 関西電力

●地球温暖化を進めたりエネルギーを無駄遣いしている面がある
  1位 東京電力 2位 フジテレビ 3位 トヨタ自動車

東京電力が最悪のイメージのようです。
福島第1原発の事故とその後の対応の状況が、大きく影響しているのでしょうね。

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