ブナの中庭で

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トランスミレニオTrans Milenio

2010年03月09日 | Colombia
南米コロンビア共和国、首都のボゴタ(人口800万人)はかつて慢性的な交通渋滞に悩む都市でした。

そんな中、新しい市民の足として2001年に導入されたのが新都市交通システムのTransMilenio(トランス・ミレニオ)。

トランス・ミレニオは大型バス2台を連結した車両が専用道路に沿って走り、駅で停車するもので市内には8路線があります。

乗り方は、日本の電車と同じで、駅舎で切符を購入します。料金は均一の$1,200ペソ(約60円)。車両によっては急行や準急もあります。
切符を購入後、改札からホームへ。到着した車両が停車すると入口のドアが開き、乗り込みます。

この交通システムは、実は日本のJICAの提案から始まったのです!
1999年に開発調査で「ボゴタ市高速道路・バスレーン網建設計画調査」を実施し、新都市交通システムの提案が行なわれました。そしてペニャロサ市長(当時)が採択し、実現されたとのこと。
嬉しい話ですね~。

なおトランスミレニオについては、現地にお住まいの方のブログに詳細な記事がありますので、紹介します。
南米コロンビア・雲と星が近い町から

現在、このバスシステムは、メデジン、ペレイラ、カルタヘナ、カリ、バランキージャなど他の都市でも導入が進んでいるそうです。
私もコロンビアにはかつて青年海外協力隊員として2年間働きました。
日本の国際協力を誇りに思いますよ~

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