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「都市鉱山」の活用;使用済み小型家電の店頭回収

2012年11月05日 | 3R・ゴミ・廃棄物
家電量販店のビッグカメラは、店頭で使用済み小型家電の回収を行っています。
来年施行される「小型家電リサイクル法」に先立ち、店頭でどれぐらい回収できるかの、検証実験です。

持ち込まれた使用済み家電は商品状況チェックの後、以下のように利用される予定。

・まだ使えるもの
  → リユース商品としてアウトレット店舗などで格安に販売
・使用不可能なもの
  → 含有される有用金属(金やレアメタル等)を取り出す再資源化 

携帯電話、パソコン、デジカメ、音楽プレーヤー等からは、金、銀、銅、パラジウム、タンタルなどが回収できます。
これら使用済み小型家電に含まれる有用金属の価値は、日本全体で年間844億円にもなるといいます(環境省データ)。

ただし1製品あたりの含有量は微量であるため、いかに効率よく多くの使用済み家電が集められるかどうかがポイント。
今回の試験実施で多くの製品が集まり、リユースやリサイクルが推進されることに期待しましょう。

*冒頭写真:「携帯電話から得られる金属」 独立行政法人・物質材料研究機構のサイトから紹介

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