コロンビア、内戦半世紀、終結への望み

1990～1992年の２年間、南米コロンビア共和国に青年海外協力隊員として滞在しました。
現地では私をサポートしてくれる大勢の人々に恵まれ、とてもよい仕事をさせてもらいました。

しかし、終始、苦労したのがゲリラ対策。誘拐されないか、常に注意が必要でした。

誘拐の目的はほとんどが身代金。
私が滞在した当時、東芝の社員や大使館関係者など日本人が次々と誘拐されました。
「日本人は裕福で金払いよい」との噂がながれ、日本人がターゲットとなったのです。

しかも私が暮らしていたのは、特にゲリラが多いノルテデサンタンデール県。当時滞在した日本人は私を入れて２名のみ‥‥。

（結局、滞在１年半で大使館命令により現地から撤退となり、別の土地へ赴任となりました。）


現在も誘拐などにより行方不明者は４千人とのこと。
累積の被害者は何万人になるのでしょうか‥‥？

ぜひ今回の和平交渉が実りあるものになり、ゲリラ集団が解散されることを切に望みます。