発酵食品王国「いしかわ」

かぶらずし、いしる、大根ずし、なれずし、そして‥山廃仕込みの日本酒！

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石川県立大学の小柳准教授の講演を聞きました。
演題は、ズバリ「発酵食品王国いしかわ」。

石川県は温暖かつ湿潤な気候であるため、発酵に適しています。
そのため、さまざまな発酵食品に恵まれています。


小柳先生は「世界一臭い缶詰を空けると、こんな具合に悶絶するよ～」などと動画を紹介しながら、実に巧妙な語り口。
思わず引き込まれました。

そして、石川県の素晴らしい食文化へと聴衆をいざなっていきます。

石川の日本酒を特徴づける「山廃仕込み」
「これは時間と手間を惜しまなくかけた作品です」とのこと。


通常の日本酒と山廃仕込みと、いかに醸造過程が異なるか、グラフを用いての説明。

私の感想を一言でいうと、
「山廃仕込みは微生物の特徴と活性を最大限引き出した、芸術的な手法！！」

好きな一本ですが、「微生物のドラマ」が隠されていたこと、初めて知りました。
これからは心して、いただくことにします。