豊かな国がどうしてこのようになったのか・・・
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かつて南米コロンビア共和国、ノルテデサンタンデール州ククタ市で働いていました。
ベネズエラとの国境の町です。
当時(1990年初め)、コロンビアは麻薬戦争真っ只中、反政府ゲリラが暗躍して国は荒廃、治安は最悪。
一方のベネズエラ、豊富な石油資源で潤い国民の生活は豊かでした。
世界遺産「テーブルマウンテン」へのエコツアーも人気、海外から大勢の観光客で賑わっていました。
貧しくて危険なコロンビア・ククタ市に住んでいた私にとって、ベネズエラは眩しい国。
ところが現在、ベネズエラは大混乱。
多くの国民が「生きるか死ぬかの瀬戸際」に追い込まれています。
とんでもないインフレ、3月には全国で停電、水道も止まっている地域もあります。
コロンビアへ逃げようとする人々が国境の橋に殺到。
ベネズエラの混乱の原因は、故チャベス元大統領の誤った政策と考えられています。(一部異論もありますが)
一国のリーダーの判断が国民の生活を大きく左右する現実。
すでに国民の1割強にあたる390万人が国外脱出したそうです。
リーダーは国民の運命を左右する、その非常に残念な例。
ベネズエラに平安が戻りますように。
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かつて南米コロンビア共和国、ノルテデサンタンデール州ククタ市で働いていました。
ベネズエラとの国境の町です。
当時(1990年初め)、コロンビアは麻薬戦争真っ只中、反政府ゲリラが暗躍して国は荒廃、治安は最悪。
一方のベネズエラ、豊富な石油資源で潤い国民の生活は豊かでした。
世界遺産「テーブルマウンテン」へのエコツアーも人気、海外から大勢の観光客で賑わっていました。
貧しくて危険なコロンビア・ククタ市に住んでいた私にとって、ベネズエラは眩しい国。
ところが現在、ベネズエラは大混乱。
多くの国民が「生きるか死ぬかの瀬戸際」に追い込まれています。
とんでもないインフレ、3月には全国で停電、水道も止まっている地域もあります。
コロンビアへ逃げようとする人々が国境の橋に殺到。
ベネズエラの混乱の原因は、故チャベス元大統領の誤った政策と考えられています。(一部異論もありますが)
一国のリーダーの判断が国民の生活を大きく左右する現実。
すでに国民の1割強にあたる390万人が国外脱出したそうです。
リーダーは国民の運命を左右する、その非常に残念な例。
ベネズエラに平安が戻りますように。