ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

オンコの原生林、焼尻島(やぎしりとう)

2008年08月05日 | 島旅
8月4日、夕方のフェリーで天売島から焼尻島へ到着しました。さっそく歩いて白浜海岸キャンプ場へ。
今晩はテント泊です。テントサイトからの展望、素晴らしいな~


一晩明けて早朝に島一周ウォーキングに出発。

焼尻島は周囲12kmで平坦な地形。天売島の東側に位置します。
この写真は天売島から見た焼尻島の全貌、ほんとうに平らでしょ。
(ビヨーンっていう感じ?)

島を一周しながら見た風景、素晴らしいの一言。
 

昨日歩いた天売島がすぐ向こうに見えます。


島の南東部ではめん羊牧場もあり、「焼尻サフォーク羊肉」として東京の高級レストランでは人気だとか。
(私には縁がないけど~、ビンボー? いえ肉を食べないだけ)


島の中央はオンコ(イチイの現地名)とミズナラの混合林に覆われ、国指定の天然記念物に指定されています。
 

古来、島民は島内での木の伐採を強く禁止し森を守ってきました。そのお陰で離島には珍しく水が豊富で、海岸沿いには多数の湧水や井戸が存在しています。
その水を求めて北前船も多数寄島したそうですよ。

港近くにある焼尻郷土館。鰊で財をなした旧小納家です。

この小納氏、加賀市塩屋町出身と知りビックリ。(私の職場のすぐ近く!)
展示品には九谷焼、輪島塗など石川から持ち込まれたものが多数ありました。

海を通じて北海道と北陸、つながっていたんだなぁ~(感動!)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。