ブナの中庭で

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漆塗り体験(その2)

2016年03月08日 | いろいろ
漆を塗り重ねていくと、こんなに美しくなるのだな~。

***
今年度、仕事で取り組んでいる「漆」。
1月に山中漆器の産地を見学しました。
木地師の里、山中を訪ねてをお読みください。

その後、漆塗りに挑戦することにしました。
まず最初は下地塗りです

そしてその後は、漆塗り本番。
漆にかぶれないよう、手袋は三重にして。


木地茶碗の表面には木目による凹凸があります。
まずは、その凹部を埋める作業。

砥粉と生漆を練ったものを埋め込み、古布で拭き取りました。
そして約1週間、乾かします。

そしていよいよ、本格的な漆塗り工程に入ります。
生漆をチューブから出し、


テレピン油で伸ばします。


生漆は薄いベージュ色ですが、空気中の酸素で酸化され濃茶色に変わります。
これをお椀に塗っていきます。


塗って5分ほどおいて、古布で拭きます。
そしてまた、塗る。『拭き漆』の技法でお椀をつくって行きます。

塗った回数によって色はいろいろ。


ワタクシ、漆の面白さに熱中しております。

でも‥‥、
漆にかぶれました。


手袋三重なのに、なぜ?????
痒いよぉ~

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