映画「イエロー・ケーキ」

原発を稼働するために必要な「イエロー・ケーキ」。その製造過程では、処理不可能な放射性廃棄物を大量に生み出してしまいます。

オーストラリア、カナダ、アフリカのナミビア、旧東ドイツなど世界各地のウラン採掘所を５年に渡って取材して作られたのがこの映画。原発の燃料による被ばくの実態を描きます。

金沢のシネモンドで上映中。知人の水口さんが見てレポートを送ってくださいました。その一部を紹介します。

『ウラン採掘が差別を体現しているとか、実態が知らされないまま労働者が被ばくしている、と言うようなことは聞きかじっていましたが、この映画は衝撃的でした。激しい爆破、舞い上がる粉塵、積み上げられるぼた山。このぼた山は、１パーセントだけ利用したあとの９９パーセントの残土で、放射性の高いのです。働く人たちは何も知らされず、無防備な姿です』

映画の公式サイトはこちら。
紹介動画をみることもできます。

見に行きたいのですが、金沢での上映は25日（金）まで。
う～ん、厳しいな。行けるかなぁ‥‥。