ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

風力発電、潜在力は他の再生可能エネルギーを圧倒

2012年08月29日 | エネルギー
青森県つがる市では、出力12.65万kWという国内最大規模の風力発電所の計画が始まりました。
その他にも北海道上ノ国町、秋田県由利本荘市などにも大型風力発電所の計画が進行中です。

国内での導入が急激に進んでいる理由は、FIT制度により風力発電の買い取り価格が1kWあたり、従来の10円前後から23.1円と2倍以上になったためです。しかも買い取り価格は20年間と好条件です。

環境省の試算によると、日本の風力発電の潜在力は約18億8千万kWと太陽光発電の実に13倍!
このエネルギーを活用すれば、現在大量に輸入している石油・石炭の量を減らすことも可能です。既にスペインでは電力の16%を風力で賄っています。

風力発電は発電変動が大きいため、電力系統運用規模を大きくして変動の影響を小さくするなど対策が必要です。このような対策をとって、自然エネルギーを益々普及したいものですね。

日本の風力の潜在力のうち16億kWが洋上風力発電です。すでに千葉県神栖市では海岸に出力2MWの風車7基が稼働しています(冒頭写真)。
そして今後、同地域ではさらに100基の風車を設置の予定。

日本の風力発電、ガンバレ!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。