ブナの中庭で

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歓迎します、リケジョ人気!

2014年01月31日 | サイエンス
私の専門は、地球科学。
大学(学部)では、気象学を専攻。先生方に女性は皆無。
卒業後は気象庁に就職するのが、高校時代からの夢でした。

ところが、当時の気象庁の採用は「男性のみ」。
(男女雇用機会均等法施行の前です)

理由を尋ねると、「富士山測候所の勤務があり、女性には冬山登山は無理だから」
私、大学のワンゲル部なんですけど‥‥。
ということで、門前払い。

就職したら、同業者は男性ばかり。

その後、働きながら入学した大学院では環境科学を専攻。
指導教官が女性で、ホント嬉しかったです。
無事、理学博士を取得!

しかし、その後も同業者に女性は現れず‥‥。現在に至ります。

いったいリケジョの皆さんは、どこにいるのでしょうか。
ぜひぜひ地球科学を専攻してくださいね~

ハンマー振るいながら崖を登り、木登りをし、沢を登り、テントに何泊もし、沢の水を飲んで調査研究しなくちゃならないけれど。
でも、楽しいですよ。


この露頭は「枕状溶岩」。これを見てコーフンできる女子、待ってま~す!

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
gbrainさんへ (Repu)
2014-02-03 07:46:03
当時の気象庁は男性のみ採用でしたが、たとえ私が受験できたとしても、おそらく不合格です。気象庁は超難関ですから。
自衛隊の気象隊への就職も本気で考えましたが、個人的理由で見送りました。
もう昔の話ですねぇ
コメントありがとうございました。
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Pearwordさんへ (Repu)
2014-02-03 07:36:33
いえいえ、私はちっとも優秀な学生ではなかったです。
地球科学は大自然を相手にする科目なので、ただただ「面白いなぁ」と楽しくやってきて、ここまで来ました。これを自分の専門に選んで、本当によかったです。
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女性の気象予報官 (gbrain)
2014-02-01 10:16:02
そうですか、知りませんでした。気象庁は冬山にも登れる優秀な人材を逃してしまったわけです。
気象庁は明治以来の歴史のある官庁ですが、古い体質が残っているのですね。

女性の気象予報士がテレビの天気予報で活躍していますが、気象庁の予報官はまだ居ないのかもしれませんね。検索してみたら、自衛隊には女性の気象予報士が10人ほど居るらしいです。
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Unknown (Pearsword)
2014-01-31 23:09:22
 そうですか。さすが、大学時代から、目標に向かって進んでいるあたり、僕なんかと全然違いますね。尊敬します。
 僕は、大学時代は死んでいましたし、山を始めたのも29歳のときでしたから。
 僕の同級のリケジョはどうしているのかな。林野庁に就職してしばらく森林クラブの運営に携わっていたけど、その後消息を聞いていないな。
 なににつけても、一流なRepuさんのようなリケジョはなかなか居ないのでは、と思います。
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