サブタイトルは「吉田昌郎と福島第一原発」
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2011年3月、福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を壊滅状態に陥らせました。
全電源が喪失し、「国際原子力事象評価尺度」では最悪のレベル7に分類されている事故となりました。
メルトダウンの危機が迫る中、ホースをつないので必死の海水注入による冷却活動。
高い放射線量の原子炉建屋に突入して手作業でバルブを開けた技術者たち。
当時テレビで見た原子炉建屋で水素爆発した映像を、今も鮮明に覚えています。
一時はチェルノブイリ事故の10倍の被害も想定されたフクイチ。
それを何とか凌いだ現場の様子がつづられている本書、迫力に満ちています。
今も故郷に戻れない大勢の方々。
私たちは福島第一原発事故で多くを学ばなければならないと痛感しました。
「死の淵を見た男~吉田昌郎と福島第一原発」 門田隆将 著
角川文庫、平成28年10月発行
本書を原作に作られた映画「Fukushima 50」もあります。
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2011年3月、福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を壊滅状態に陥らせました。
全電源が喪失し、「国際原子力事象評価尺度」では最悪のレベル7に分類されている事故となりました。
メルトダウンの危機が迫る中、ホースをつないので必死の海水注入による冷却活動。
高い放射線量の原子炉建屋に突入して手作業でバルブを開けた技術者たち。
当時テレビで見た原子炉建屋で水素爆発した映像を、今も鮮明に覚えています。
一時はチェルノブイリ事故の10倍の被害も想定されたフクイチ。
それを何とか凌いだ現場の様子がつづられている本書、迫力に満ちています。
今も故郷に戻れない大勢の方々。
私たちは福島第一原発事故で多くを学ばなければならないと痛感しました。
「死の淵を見た男~吉田昌郎と福島第一原発」 門田隆将 著
角川文庫、平成28年10月発行
本書を原作に作られた映画「Fukushima 50」もあります。
最近、赤旗で連載している小説家・風見梢太朗さんの反原発小説「原発小説集」というものを読みました。原発の危険性が良く判り、権威の無謀さも書いてあります。赤旗だから左寄りであるのは仕方ないかも知れませんけど、しかし政府の原発へのこだわりは不自然としか思えません。パリ協定が利用されなければ良いのですがと、懸念します。
こちらの本は、原発事故が貴重な方々の献身によって、かなり収ったというふうな内容でしょうか? まだ福島の周辺は、風評被害では無くて、かなり放射線被曝量が多いと思います。
いろいろ書きたいことはありますが、久しぶりですので、この辺にしておきます。
Repuさんも、コロナ禍下お元気でなりよりです。一層、御活躍ください。
私も全くの同感で、政府の原発へのこだわりは世界の潮流に反しているとしか思えません。
この本は、地震と津波に襲われた福島第一原発を時系列に追ったもの。技術者たちが命をかけて原発の暴走を止めてくれたおかげで、チェルノブイリ事故の10倍とも考えられた最悪の事態を回避できました。その事実が描かれています。
Pearswordさんの声が聞けて嬉しかったです。どうぞお元気でお過ごしください。