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増える植物工場

2014年02月13日 | 環境技術・環境制度
10年前には10社程度しかなかった植物工場の企業。現在は急成長中。
2013年には売上高は41億円。2018年には88億円と予測されています。

植物工場とは、閉鎖的空間で人工的にコントロールされた環境(光量、温度、養液など)で農作物が栽培されるところ。
調べてみると面白かったので、紹介してみます。

まず露地栽培と比較すると、次のような長所と短所があげられます。

【長所】
・農産物が計画的に安定供給できる(天候の影響がほとんどない)
・病原菌や害虫被害がほぼ無い
・そろった作物を作ることができる(形や色、味など)
・価格が安定している
・農薬の散布が不要(害虫や鳥獣害もない)
・洗浄が簡単(土壌の付着がない)
・連作障害がでない(溶液栽培なので)
・土地の利用率が高い

【短所】
・工場建設に高額の初期投資が必要
・エネルギー消費量が大きい(光源、養液の循環、空調など)

近年、外食産業やコンビニの増加によって、急激に伸びている植物工場。
でも私は、虫がついていても自分の畑で育てたレタスのほうが美味しいと感じます。

4 コメント

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Unknown (Pearsword)
2014-02-15 07:48:37
 なんだか、LED電球で育てた植物は、脆弱そうです。可視光以外の波長で活性化されるDNAもあるわけですから、太陽光に近い波長の光源を使うべきだと思うのは、私だけでしょうか?
 まあ、私もなまじっかな知識をもとに言っていることなので、確かなところは判りませんが。
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Pearswordさんへ (Repu)
2014-02-15 08:10:12
私も波長とDNAの関係は不勉強、分かりません。
でも「可視光以外の波長で活性化されるDNAもある」とは面白いような、怖いような。
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Unknown (週末山紀行)
2014-02-16 19:05:06
弱い野菜に退化していく、ひ弱で栄養価が低いなどの今ある不安もDNAレベルでの研究で解決されていくんでしょうね^^
STAP細胞でコピーが出来るようになれば、、、将来が楽しみです。
ただ狂牛病のように長期間食べ続けないと人間への影響が見えてこない場合もあるので、やはり不安は残る気もします。
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週末山紀行さんへ (Repu)
2014-02-16 19:42:36
DNAレベルの研究、どの方面に進んでいくのかな。
期待しつつ、なにやら怖さもありますね。
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