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新築住宅に太陽熱温水器の設置を義務づけ

2008年07月29日 | エネルギー
アメリカ・ハワイ州のリンダ・リングル知事は6月26日に、新築の一戸建て住宅に太陽熱温水器の設置を義務付ける法律に署名し、成立しました。
(ちなみにハワイ州は、住宅に太陽熱温水器の設置を義務づける全米初の州)

     
この法案によると、2010年1月1日以降、太陽熱温水器を設置しない新築一戸建て住宅に対して、建築許可を出さないというものです。
ただし、森の中にあって日陰の時間が長い建物である場合や、その建物が代わりの再生可能エネルギー源(例えばバイオマス、風力、小型水力など)を利用するときには、例外として認められます。



ハワイ州では2030年までに、州内で使用するエネルギーの70%をクリーンエネルギーで賄うという目標を立てています。
リングル知事によれば、「この法律は目標達成の第一歩」

アメリカは合衆国政府はいまだに京都議定書を批准しておらず温暖化対策には及び腰。
しかし州ごとには意欲的で具体的な取り組みが目立ちます。

    
日本でこのような法律が提案されたら、はたしてどうなるかな?
長野県飯田市は太陽光に関して先進的な取り組みを続けてきて成果も上がっています。
(これはまた別の機会に紹介しますね~)

     


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