ブナの中庭で

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ダム撤去が始まる

2009年10月28日 | 環境問題
場所は群馬県みなかみ町、利根川支流の赤谷川。
林野庁が所管する治山ダムで、斜面の崩落や土石流対策を目的に1962年に建設されたもの。幅28m、高さ9mの小型ダムです。

この撤去は、林野庁が日本自然保護協会や地元住民と共に立ち上げた自然再生プログラムの「赤谷プロジェクト」の一環です。
赤谷プロジェクトのHPはこちら

今後は、ダム本体はもちろん基礎部分のコンクリートも撤去し、できるだけ自然状態に近づけるそうです。
そして土砂の流出状況や生態系の復活などを継続的に調査していく予定。

ダムによって失われた川の自然環境を、ダム撤去によって「修復」することは、欧米では近年盛んに行われるようになって来ました。
しかし日本では初めての試み、注目していきたいですね!

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