ブナの中庭で

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小林光氏の講演会を聴く

2015年11月11日 | 地球温暖化・地球高温化
環境省版エコアクション21の10周年記念事業(金沢)にて。

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講演者の小林光氏は本環境省事務次官で、現在は慶応義塾大学大学院特任教授。
環境経済やエコまちづくりを専門とすると当時に、自宅を「究極のエコハウス」化したことで有名です。
その小林氏が金沢で講演されるということで、行ってきました。

会場は金沢商工会議所。
EAエコアクション21認証・登録制度10周年記念事業として行われました。
(私もEA21審査人の端くれなので、参加です)

小林さんの語りは、とてもソフトで分かり易い。
COP3(温暖化防止京都会議)での裏話もまじえながら、環境政策でのギリギリの国際的取引のお話しもあり、
ドキドキしながら聞きました。



グラフは「購買力平価GDPあたりのエネルギー投入量」。
「日本は省エネ優等生」の時代は終わりました。
1990年で世界トップでしたが、ドイツや英国にも抜かれています。


グラフは「発電量あたりでみたCO2排出量」。
中国を含めて先進国では再生可能エネルギーの利用が進み、CO2排出量は減り続けています。
しかし日本は逆行し、石炭火力発電からのCO2排出量が大幅に増加してしまいました。
もっと再生可能エネルギーを活用しないといけません!

とても勉強になりました。
(資料出典:小林氏の資料)

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