知床半島から北東に繋がる千島(クリル)列島。つまり、国後島、択捉島、得撫(ウルップ)島、シムシル島、マツワ(松輪)島、パラムシル(幌筵)島、アライド島。そしてカムチャッカ半島。
地学的成因はプレートの沈み込みにより作られたもので、美しい成層火山が連なっています。特にカムチャッカの成層火山群は世界遺産にも登録されています(のはず)。
そして原始の自然がそっくり残り、「現代では稀な探検が可能な地域」と著者の大谷氏は述べています。
写真左上:カーミン山(4813m)、左下:クリュチェフスカヤ山(4579m)でいずれもカムチャッカ半島にあります。
大谷氏所属の深谷山岳会は1994年8月、クリュチェフスカヤ山に登頂。カーミン山は悪天と強風に阻まれ4400m地点で撤退。
クリュチェフスカヤ山は富士山そっくりの美しい成層火山(コニーデ)ですね!
下の写真左上のすっきりとした円錐形は阿頼度(アライド)山で2329m。北千島の無人島である阿頼度島にある火山で、大谷氏らは2004年8月登頂。
私も知床の羅臼岳に登ったことがあり、快晴に恵まれて国後島が手に取るように見え、噴煙を上げている爺爺岳がとても印象的でした。
そのとき私も思ったものです。「いいなぁ、国後島、いつか行ってみたいなぁ。爺爺岳にも登ってみたいなぁ」
私はその後すっかり忘れてしまいました。
しかし大谷氏は同様に知床の山を登るうちに千島に惹かれ、実際に4回も遠征登山をされました。
この本にはDVDもついていて「国後島渡航記」と「択捉島探検記」が収録されています。ワンダーランドの映像の連続でビックリでした。
この本を私に紹介し貸してくださったのはチャイカさんです。チャイカさん、ありがとう!
「千島列島の山を目指して」大谷和男著、牧歌舎、2006年12月出版
地学的成因はプレートの沈み込みにより作られたもので、美しい成層火山が連なっています。特にカムチャッカの成層火山群は世界遺産にも登録されています(のはず)。
そして原始の自然がそっくり残り、「現代では稀な探検が可能な地域」と著者の大谷氏は述べています。
写真左上:カーミン山(4813m)、左下:クリュチェフスカヤ山(4579m)でいずれもカムチャッカ半島にあります。
大谷氏所属の深谷山岳会は1994年8月、クリュチェフスカヤ山に登頂。カーミン山は悪天と強風に阻まれ4400m地点で撤退。
クリュチェフスカヤ山は富士山そっくりの美しい成層火山(コニーデ)ですね!
下の写真左上のすっきりとした円錐形は阿頼度(アライド)山で2329m。北千島の無人島である阿頼度島にある火山で、大谷氏らは2004年8月登頂。
私も知床の羅臼岳に登ったことがあり、快晴に恵まれて国後島が手に取るように見え、噴煙を上げている爺爺岳がとても印象的でした。
そのとき私も思ったものです。「いいなぁ、国後島、いつか行ってみたいなぁ。爺爺岳にも登ってみたいなぁ」
私はその後すっかり忘れてしまいました。
しかし大谷氏は同様に知床の山を登るうちに千島に惹かれ、実際に4回も遠征登山をされました。
この本にはDVDもついていて「国後島渡航記」と「択捉島探検記」が収録されています。ワンダーランドの映像の連続でビックリでした。
この本を私に紹介し貸してくださったのはチャイカさんです。チャイカさん、ありがとう!
「千島列島の山を目指して」大谷和男著、牧歌舎、2006年12月出版
この夏、知人にカムチャッカ行きに誘われましたが、行きませんでした(トレッキング中心だったのと自分の都合で)。7月24日から8日間で、アバチャ山登山(2741m)がメインでした。山の高さは白山ぐらいだったそうですが、緯度が高いので富士山登山よりつらかったそうです。高山病のような症状になってしまった人もいたそうです。写真を見せてもらったら、ドキドキ!ワクワク!しました。
私は、山登りではない別の理由で、いつか行ったみたい場所のひとつです。出来ればバルトの会のメンバーも一緒に!!でも、単独行動をさせてもらいます。ハハハ!!!
カムチャッカの火山群は世界遺産に登録されるだけあって、本当に美しい姿。いつか登ってみたいなぁ。
しかしこの本から察するに、①悪天が続いても動じずひたすら天候回復を待ち続ける忍耐力、②視界が真っ黒になるくらいの蚊の大群に脅えないココロ、が必要のようですが‥‥。
①はウォッカをひたすら呑んで待つ、②は防虫ネット2枚重ね、ですかねぇ。①なら得意だわぁ。ハハハ!!!