湯川の氷柱：アイスクライミング

北陸（石川県）に住んでいるとアイスクライミングは遠くてなかなか行けません。せいぜい年に１～２回。
この週末は湯川へ今シーズン初のアイスクライミング、行ってきました。

自宅出発は１月２６日（土）朝３時５０分、路面が見えないくらいの猛吹雪。金沢でノルベルト師匠を拾って北陸道に乗ったはいいが、激しい横風と吹雪のため時速40km。上信越道も大雪でノロノロ。７時間30分かけて湯川に到着したのは昼過ぎでした。

４WDなら林道奥まで入れそうですが、２WDではそうもいかず、手前で駐車してアプローチ30分を歩きました。
林道を踏み跡に従って湯川へ。私がこっそり行きたいなと思っていた「初心者エリア」は氷結不十分で残念～

そこで「白髪エリア」へ。
ここでは大森義昭ガイドによる講習会も行われていました。


幅70ｍ程あり、長さ15～20ｍのラインがかなり自由にとれます。
ノルベルト師匠、素早くリードしてトップロープセット。


私もさっそく登って、１年ぶりに忘れていた感覚を思い出しました。

登り始めが１時40分と遅かったにもかかわらず、トップロープセット位置を変えながら７本ガシガシ登り、本日は終了。
湯川のすぐ下にある海尻温泉「灯明の湯」に宿泊。ここでは『アイスクライマー割引』というありがたい割引を使わせていただきました。

翌１月27日。冬型天気も緩んだのか朝から快晴です。

まずは昨日登った白髪エリア向かい側の滝に、トップロープで登ることにしました。

陽が当たるとキラキラ輝き、非常に美しい滝です。

ルートを変えて２本登りましたが、ツララ集合体は難しい～。

絶叫しながら登るワタクシ‥‥。
「長さ25ｍ、Ⅳ～Ⅵ級」とガイドブックにありました。初心者である私の能力を超えていましたね～～～

昼近くになってからは、湯川本流の「乱菊の氷柱」エリアへ。


ここでは大森ガイドがセットのトップロープを使わせていただき、３本チャレンジ。
（本当に親切な大森さん、ありがとうございます）

（ノルベルト師匠は楽々、私はテンションを何度もかけて上部へ）


クライミング終了は1時30分。灯明の湯にもう一度浸かり、大満足で岐路へ。帰り道はあの吹雪が嘘のよう。

湯川はコンパクトなエリアに特徴ある滝が集まっていて、しっかり登れるよいサイトだと思いました。
ここに近い関東地方のみなさん、羨ましいなぁ～！