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ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

品井沼(しないぬま)干拓事業と鎌田三之助

2017年02月01日 | 食・農業
先人の苦労のお蔭で今日の繁栄がある。その遺構を訪ねました。

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1月28-29日の「宮城巡検の旅」の案内は、仙台在住の友人Yさんです。
Yさんが参加メンバー5名のために、工夫を凝らした計画を立ててくださいました。

初日に訪れたのは、宮城県中部に品井沼跡地。
品井沼とは宮城県大崎市から松島町にかけて広がる仙北平野にあった湖沼です。
東西6.5km、南北3km、総面積2500haの巨大な遊水池でしたが、江戸時代から行われた干拓事業により、昭和30年代に完全に消滅しました。

元禄潜穴は、江戸時代に開削された排水路です。土木学会選奨の「土木遺産」に認定されています。


品井沼干拓の歴史は、先人の苦労の連続です。
こちらを読んで、驚きました。



品井沼干拓事業に打ち込み「わらじ村長」の名で知られた鎌田三之助の資料館も訪れました。


このようにして苦労を重ねて開拓されてきた美しく豊かな水田。
大切に、次の世代へ渡していかなければならないですね。

素晴らしい企画をしてくださったYさん、ありがとうございました。

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