ブナの中庭で

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「海洋プラスチックごみ問題の真実」 磯辺 篤彦 著

2021年09月18日 | 3R・ゴミ・廃棄物
副題「マイクロプラスチックの実態と未来予測」

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近年、よく耳にする海洋プラスチックのごみ問題。

「なぜ海のプラスチックは問題なのか」
「どれぐらい海にはプラスチックごみがあって、それはどこから来るのか」
「マイクロプラスチックってそもそも、どんなもので何が悪いのか」
などなど疑問がいろいろありました。
手に取った本書で、私の疑問は解決。

そして、ゾッとしました。
「重大な問題であり、今すぐ解決に向かって動き出さないと、将来の海の姿は大変なことになる!」


(2018年11月、上越市の海岸)

著書の磯辺敦彦氏(九州大学教授)の専門は海洋物理学。
海洋プラスチックごみ研究の第一人者として、国内外の研究プロジェクトのリーダーを務めておいでです。
とても分かりやすい本書、みなさまにお勧めします。

【目次】
第1章 海洋ごみの現状
第2章 プラスチックごみの何が問題か
第3章 漂流するマイクロプラスチック
第4章 マイクロプラスチックの何が問題か
第5章 私たちにできること

DOJIN選書、2020年7月発行、1500円+税

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