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5月10日は地質の日

2010年04月24日 | 地質・地形・地球科学
地質の日とは?

私たちの住んでいる大地は、地層、岩石、土壌などできています。これらの性質のことを「地質」と呼びます。地質とは、まさに大地の性質=Quality of Earth のことです。

地質はエネルギーやさまざまな素材の基となる鉱産資源、温泉や美しい景観など私たちに豊かな恵みを与えてくれます。また、構造物の建設、地下空間利用や、廃棄物処理などの環境面でも地質は重要な役割を果たします。しかし一方で、地質は、地震、火山噴火、斜面崩壊などによって大きな災害をもたらすこともあります。

このように、「地質」は、人間社会と深く関わっていますが、「地質」の重要性や、地質に携わる人々の活動は、一般には、ほとんど知られていません。
一般の人々が、地質をより身近に感じ、理解できることによって、安全・安心で豊かな暮らしが確保できるとともに、地球や環境を大切にすることにもつながります。

地質の日は、この地質への理解を推進する日として、制定されました。さまざまなイベントや日常の活動を通じて、地質をより身近に感じて下さい。
(以上、独立行政法人 産業技術総合研究所地質調査総合センターHPより)

地質学は高校理科では地学に含まれますが、履修者は極めて少ないのが現実。
今年1月実施の大学入試センター試験で、理科の各科目別受験者数はそれぞれ‥‥
   物理 14.8万人(24%)
   化学 29.9万人(34%)
   生物 18.5万人(30%)
   地学  2.4万人(4%)

地学受験者は他科目に比べ一桁少ないのです (残りは理科総合AとB)
また地学は地質学だけではなく気象、地史、地形、地史など地球環境について学ぶ科目で、「環境科学」と称したほうが良いと思います。

”地質の日”に実施されるイベントや活動を通じて、もっと地質学や地球科学を学ぶ人が増え、光が当たるといいのにな、と期待することにしようっと

2 コメント

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地学さいこー! (やまにょん)
2010-04-24 20:56:35
私は物理より化学より生物より、地学が一番世の中で役立つ理科じゃないかと思います!
だから地学が大好きです(他の3つが超~苦手なのもありますが…苦笑)!

地震が起きても、雪が降っても、化石を見ても、星が流れても、あの地学の授業のことを思い出しますよ(´∀`)


最近本屋に売ってる、『新しい高校地学の教科書』とかも時々立ち読みしたりします(笑)。
思えば、高校時代に一番勉強した科目かもしれません…!
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ありがとう (Repu)
2010-04-26 05:40:46
やまにょんさんは熱烈な地学サポーターですね。嬉しいです、ありがとう!
私も同感で、理科の中で最も身近で生涯に渡って身近で役に立つ科目ですよネ。「地球市民市民としての基礎教養」だと思っています。
名称を「地球科学」や「環境科学」に替えて、お堅いイメージをチェンジできないものかなぁ
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