夜は救援物資の集積地となっている石巻専修大学のグランドの隅にテント泊をしました。
一晩中、全国から荷物を満載したトラックが次々と到着し、我々もテントから飛び出して荷物を下ろしたり整理したりする仕事に参加。
なんとか少し眠って、朝は再出動。
前日から「ボランティア予約」されていたお宅へ伺いました。
散乱した家具や冷蔵庫を立てたり運び出したりする仕事を依頼されました。
このお宅は旧北上川のほとりに建っています。
持主のご夫婦。
お二人の話によると、地震が発生してすぐに防災無線で津波が来るから逃げるよう指示があったそうです。
すぐに近くの高台に逃げたお二人。
しかし無線で「石巻に津波到来、高さ30cm」と伝えられ、住民のみなさんは「30cmか、低いな。大丈夫」とかなり大勢の方が片づけのため家に戻ったそうです。
そこに高波が襲いました。
「あのまま避難していればこんな悲惨なことにはならなかったのに‥‥」
お二人は無念な表情で話をしてくださいました。
その後はひたすら家前の泥かきと運搬。
(腰がパンパンになっても頑張った!)
すると向かいのおばあちゃんが「ボランティアさんぜひ来て下さい」
80歳で一人暮らし。この家をおばあちゃん一人で片づけるのはとても無理。
できるだけのことはやってきました。
つぎつぎとボランティア要請が入ってきましたが、石川まで戻らなくてはなりません。
後ろ髪を引かれる思いで、現地をあとにしました。
市役所などが運営しているボランティアセンターには、石巻のように仕事依頼が入っていないところもあるようです。というのも被災者がボランティアセンターまで出かけることが難しかったり、電話が通じていなかったりするから。
私たちは被害地を回り自ら仕事を見つけました。
今後現地に入られる方がいらっしゃったら、参考にしてくださいね。
一晩中、全国から荷物を満載したトラックが次々と到着し、我々もテントから飛び出して荷物を下ろしたり整理したりする仕事に参加。
なんとか少し眠って、朝は再出動。
前日から「ボランティア予約」されていたお宅へ伺いました。
散乱した家具や冷蔵庫を立てたり運び出したりする仕事を依頼されました。
このお宅は旧北上川のほとりに建っています。
持主のご夫婦。
お二人の話によると、地震が発生してすぐに防災無線で津波が来るから逃げるよう指示があったそうです。
すぐに近くの高台に逃げたお二人。
しかし無線で「石巻に津波到来、高さ30cm」と伝えられ、住民のみなさんは「30cmか、低いな。大丈夫」とかなり大勢の方が片づけのため家に戻ったそうです。
そこに高波が襲いました。
「あのまま避難していればこんな悲惨なことにはならなかったのに‥‥」
お二人は無念な表情で話をしてくださいました。
その後はひたすら家前の泥かきと運搬。
(腰がパンパンになっても頑張った!)
すると向かいのおばあちゃんが「ボランティアさんぜひ来て下さい」
80歳で一人暮らし。この家をおばあちゃん一人で片づけるのはとても無理。
できるだけのことはやってきました。
つぎつぎとボランティア要請が入ってきましたが、石川まで戻らなくてはなりません。
後ろ髪を引かれる思いで、現地をあとにしました。
市役所などが運営しているボランティアセンターには、石巻のように仕事依頼が入っていないところもあるようです。というのも被災者がボランティアセンターまで出かけることが難しかったり、電話が通じていなかったりするから。
私たちは被害地を回り自ら仕事を見つけました。
今後現地に入られる方がいらっしゃったら、参考にしてくださいね。
行政ができない部分を、ササッとフォロー。
頭がさがります。
ところで、石巻へのルートはGoogleのルートマップを見て、でしょうか?
友人が石巻近くの矢本で被災してて、荷物を送る手段が今のところナシなの。
私は体力もないし、緊急時の行動スキルに欠けているから、今は直接行かないけれど、現地に到着できるルートは知っておきたくて。
よかったら教えてくださいね。
石川から石巻へのルートですが、
北陸自動車道→日本海東北自動車道・荒川胎内IC→山形→仙台→石巻、でした。荒川胎内ICから先は、高速道路が緊急車両専用で一般車通行止めのため、下道利用しました。10~12時間かかりましたよ。しかし高速は近々一般車両も利用可能になるようです。
仙台から石巻は道路事情が極めて悪いので、もし行かれるようでしたら運転には十分に気をつけてください。あ、ガソリンは持参です。これも状況が良くなりつつありますね。
海洋技術者の私ですが、年度末まで拘束状態です。(受注業務で)
これから、みんなで何ができるか、必要かを考えて私たちの活動が始まります。被災者の方々のすぐにでも必要な要求に対応できないのがジレンマなのですが、この分野は他の方々にお任せし、その後の自分たちの役目を全うする流れとなります。
まだ、全容が解かりません。被災者の皆さんに何をしなければならないかの段階と、異なる活動を実施していくことを要求されることが私たちが求められることが常なので、このジレンマとも戦う必要があるんです。
案外、裏日本からの方が行きやすいかもしれないですね。
仙台から石巻へも行けるということは、途中の矢本も大丈夫と思うので、希望を持ちつつ、今は様子をみることにします。
ただし現時点ではまだまだの感。まずは被災された方々への対応が第一ですよね。
もうしばらくすればかなり交通はスムーズになりそうです。
来週から被災地に行くことになりそうです。
気仙沼港復旧統括になる予定なので、現地の状況はお知らせしますね。
今週末、東京本社で打ち合わせ後、月曜日には福岡から山形経由で仙台入りします。
現地ではいろいろとご苦労が続くことと思いますが、身体に気をつけてご活躍ください。
レポートを楽しみにしています!