木質ペレットの利用を図りたいと考えている人たちが集まっての勉強会に参加しました(11月7日)。とっても参考になりました!
***
先週の金曜日11月7日に金沢市で開催され、私も参加してきました。
参加無料でしたがと~っても良かったので、ブログにアップします。
【第1部】講演「過疎と林業と、森林資源:持続可能な地域づくりのための森林資源の循環的利活用」
講師:江尻美佐子(一般社団法人moribio森の暮らし研究所 代表理事)
江尻さんは富山県南砺市利賀村に住み活動されています。
利賀村は人口600人、過去10年で半分に減り、高齢化率40%。面積の97%が森林です。
江尻さんの講演のポイントを紹介します。
●森林が持つ高い公益的機能
水源涵養機能、土壌保全機能(浸食防止、雪崩防止など)、地球環境保全機能(CO2吸収など)
●日本は世界第3位の森林率を誇る国
国土面積の6割が森林、そこに暮らす8%の人が森林整備に関わり国土を支えている
●気候に恵まれた日本の森林
年間成長量は7400万立方メートル、しかし利用率はたった24%!
●木質バイオマスの利用の心得3箇条
(1)できるだけ地産地消:バイオマスを得る場所の近くで利用する
(2)バイオマス利用の本命は「熱利用」:発電は効率が悪い
(3)持続的かつ綿密な計画を:利用規模と燃料調達の計画をしっかりと立てる
私も利賀村にはしばしば行き、大好きな場所です。
そこでバイオマス利用が進み、利賀村が元気になることに期待していますよ~
【その2に続きます】
***
先週の金曜日11月7日に金沢市で開催され、私も参加してきました。
参加無料でしたがと~っても良かったので、ブログにアップします。
【第1部】講演「過疎と林業と、森林資源:持続可能な地域づくりのための森林資源の循環的利活用」
講師:江尻美佐子(一般社団法人moribio森の暮らし研究所 代表理事)
江尻さんは富山県南砺市利賀村に住み活動されています。
利賀村は人口600人、過去10年で半分に減り、高齢化率40%。面積の97%が森林です。
江尻さんの講演のポイントを紹介します。
●森林が持つ高い公益的機能
水源涵養機能、土壌保全機能(浸食防止、雪崩防止など)、地球環境保全機能(CO2吸収など)
●日本は世界第3位の森林率を誇る国
国土面積の6割が森林、そこに暮らす8%の人が森林整備に関わり国土を支えている
●気候に恵まれた日本の森林
年間成長量は7400万立方メートル、しかし利用率はたった24%!
●木質バイオマスの利用の心得3箇条
(1)できるだけ地産地消:バイオマスを得る場所の近くで利用する
(2)バイオマス利用の本命は「熱利用」:発電は効率が悪い
(3)持続的かつ綿密な計画を:利用規模と燃料調達の計画をしっかりと立てる
私も利賀村にはしばしば行き、大好きな場所です。
そこでバイオマス利用が進み、利賀村が元気になることに期待していますよ~
【その2に続きます】
しかしガス化発電では採算性を考えると、大規模装置が必要で、そのためには燃料(つまりバイオマス)を大量に集める必要があります。
現在、富山の新湊に大規模バイオマス発電所が建設中ですが、はたして燃料が集まるか心配されているようですよ。