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タフォニ:室戸ジオパーク(3)

2013年01月08日 | 地質・地形・地球科学
タフォニとは、塩が関係しておこる風化作用。

 タフォニが作られるプロセス
(1)海水が岩石表面から内部の小さな隙間に向かって浸み込む
(2)浸み込んだ海水が蒸発し、隙間に塩の結晶が残される
(3)その結晶が成長する
(4)成長するときの圧力により岩石に亀裂が広がる
(5)結晶が成長した岩石部分の表面がはがれて穴(タフォニ)が形成される


室戸岬東側の「ビシャゴ岩遊歩道」で見ることができます。



夫婦岩はこのタフォニが顕著です。

(室戸ジオパークのサイトより転載)

しかし夫婦岩は現在崩落の危険があることから、立ち入り禁止となっていました。(2013年1月1日)


2 コメント

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おもしろいです。 (morimiki)
2013-01-09 07:48:56
ホルンフェルスは高校の地学で習ったような。
タフォニは初耳だと思います。
自然現象には本当にいろいろあって、興味深いです。
オウ穴とは違うんですね。
両者の決定的な見た目の違いについて教えて下さい。
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morimikiさんへ (Repu)
2013-01-11 00:09:09
ホルンフェルスは高校地学で教わったはずです。
甌穴も室戸岬ではたくさん見られます。ということで、記事に書くことにしようっと。
いつもコメント嬉しいです、ありがとう。
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