本日11月20日、政府政策仕分けで議論されます。
「もんじゅ」の歩みを振り返ると、本当にこの事業を今後も膨大な国費を投入して続ける必要があるのか、疑問でいっぱいになります。
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は、日本原子力研究開発機構の熱出力71.4万kWのナトリウム冷却高速中性子型増殖炉。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用して消費量以上の燃料を生み出す、という「夢の高速増殖炉」を実用化するための原型炉(開発研究用)。核燃料サイクルの一部を担うものです。
かつては多くの国が核燃料サイクルを目指しましたが、現在ではほぼすべてが撤退。
理由は、まず技術的困難。冷却材のナトリウムの制御が難しいという点です。初発電からまもない1995年12月、ナトリウムが配管から漏れ空気中の水蒸気により爆発をおこし、14年間停止しました。
さらに高いコスト、核拡散問題などです。
もんじゅを考えるときに切り離せないのが、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)。
電力各社の資金で93年に着工されましたが、問題多発。総額2兆円を投入しながらも、稼働のめどがたっていません。
もんじゅをやめれば、この再処理工場も不要となります。
単純な私は一緒にやめてしまえばよい、と思いますが。
もんじゅは現在も停止中ですが、液体ナトリウムを循環するための電気代など、維持管理費が年間200数十億円かかります。
このお金を東北復興に回したい!
本日の政策仕分けの結論に注目しています。
高速増殖炉もんじゅのしくみについての記事はこちら
ナトリウムの怖さについての記事はこちら
「もんじゅ」の歩みを振り返ると、本当にこの事業を今後も膨大な国費を投入して続ける必要があるのか、疑問でいっぱいになります。
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は、日本原子力研究開発機構の熱出力71.4万kWのナトリウム冷却高速中性子型増殖炉。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用して消費量以上の燃料を生み出す、という「夢の高速増殖炉」を実用化するための原型炉(開発研究用)。核燃料サイクルの一部を担うものです。
かつては多くの国が核燃料サイクルを目指しましたが、現在ではほぼすべてが撤退。
理由は、まず技術的困難。冷却材のナトリウムの制御が難しいという点です。初発電からまもない1995年12月、ナトリウムが配管から漏れ空気中の水蒸気により爆発をおこし、14年間停止しました。
さらに高いコスト、核拡散問題などです。
もんじゅを考えるときに切り離せないのが、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)。
電力各社の資金で93年に着工されましたが、問題多発。総額2兆円を投入しながらも、稼働のめどがたっていません。
もんじゅをやめれば、この再処理工場も不要となります。
単純な私は一緒にやめてしまえばよい、と思いますが。
もんじゅは現在も停止中ですが、液体ナトリウムを循環するための電気代など、維持管理費が年間200数十億円かかります。
このお金を東北復興に回したい!
本日の政策仕分けの結論に注目しています。
高速増殖炉もんじゅのしくみについての記事はこちら
ナトリウムの怖さについての記事はこちら
人が、エネルギーを無限に作り続けることに対するリスクと無茶が明らかになるのか。
これで、原子力燃料も無限?の資源ではなくなるのだから、将来のエネルギー確保について再考する必要が有りますね。
大変な額のお金と人員を原子力につぎ込んできました。素直に間違いを認め、再生可能エネルギーへ方向転換すべきだと思います。
そもそも使用済み核廃棄物の保管が万年単位で必要、なんてヒトの枠を超えています‥‥。
注目します!
コメントありがとうございました。