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2020年度の国内発電電力量、21%が自然エネルギーに

2021年07月29日 | エネルギー
前年度の19%から2%のアップ。

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2020年度の日本国内の年間発電電力量に占める自然エネルギーの割合は21.2%でした。
(出所:資源エネルギー庁の電力調査統計などからISEP作成)
発電量上位3つは、太陽光8.9%、大規模水力5.8%、バイオマス3.4%となっています。

下図のとおり、日本の電源構成で化石燃料の占める割合は大きく、2020年度発電電力量全体の約4分の3を占めています。
内訳は天然ガス(LNG)が35.9%ですが、多く二酸化炭素を排出する石炭が未だ26.7%を占めています。


FIT制度の開始以来、再生可能エネルギー(自然エネルギーから大規模水力を除いたもの)は確実に伸びてきており、その多くが太陽光。


FIT開始後の都道府県別の累積導入量ランキング。


導入量ベスト3は、茨城県、愛知県、千葉県で。いずれも太陽光発電の割合が8割を超えています。
風力発電の割合が高いのは、秋田県、青森県、北海道。

一方、導入量最下位は福井県。やっぱり原子力王国だからかな?・・・

全ての図はisep環境エネルギー政策研究所のHPから紹介させていただきました。
詳細で興味深い内容が発表されています。
【速報】国内の2020年度の自然エネルギー電力の割合と導入状況 | ISEP 環境エネルギー政策研究所

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