風力発電機、日本各地で増えてきました。(私の所属するNPO市民環境プロジェクトも、石川県輪島に市民風車を建てたくらい)
風車のほとんどは陸上に作られていますが、海に比べて風が弱く、時には景観や騒音等が問題になることもあります。
この有力な解決策が、洋上発電!
しかも日本の領海は約450万平方kmキロと世界6位の広さがあるため、風が強い洋上風力発電に適した海域が多いのです。
さて、洋上風力には2種類あります。
一つは「浮体式洋上風力発電機」、海に浮かべて発電するタイプ。
もう一つは「着床式洋上風力発電機」、直接海底から備え付けます。
後者が浅海域でしか使えないのに対して、前者の浮体式はより深い海域でも使えるのが特徴です。
環境省は、日本近海で水深50~200mの海域を対象に風力を調査・分析しました。
その結果、
浮体式洋上風力発電によって生み出せるエネルギー潜在量は、
なんと、
原発56基分(5600万kW)!
このたび、日本初の浮体式洋上風力発電の実証機(2MW:メガワット)の試験が始まることになりました。(実証試験の中心は京都大学)
場所は、長崎県五島市椛島です。
椛島(面積8.75km2、人口194人)天見ヶ浦の沖合、陸からの約1kmで水深約100m地点に、実証機が設置される予定です。
NEDO局所風況マップによると、その地点の年平均風速は7.0m/sで、大変良好な風況だそう。
世界ではノルウェーで2.3MWの実用機が建設されているのみ。(ちなみに着床式は既に国内3ヶ所で運転開始されています)
今後は、平成28年度に浮体式洋上風量発電の実用化を目指し、研究が進められる予定です。
結果が楽しみですね~
(冒頭の図は朝日新聞社作成)
風車のほとんどは陸上に作られていますが、海に比べて風が弱く、時には景観や騒音等が問題になることもあります。
この有力な解決策が、洋上発電!
しかも日本の領海は約450万平方kmキロと世界6位の広さがあるため、風が強い洋上風力発電に適した海域が多いのです。
さて、洋上風力には2種類あります。
一つは「浮体式洋上風力発電機」、海に浮かべて発電するタイプ。
もう一つは「着床式洋上風力発電機」、直接海底から備え付けます。
後者が浅海域でしか使えないのに対して、前者の浮体式はより深い海域でも使えるのが特徴です。
環境省は、日本近海で水深50~200mの海域を対象に風力を調査・分析しました。
その結果、
浮体式洋上風力発電によって生み出せるエネルギー潜在量は、
なんと、
原発56基分(5600万kW)!
このたび、日本初の浮体式洋上風力発電の実証機(2MW:メガワット)の試験が始まることになりました。(実証試験の中心は京都大学)
場所は、長崎県五島市椛島です。
椛島(面積8.75km2、人口194人)天見ヶ浦の沖合、陸からの約1kmで水深約100m地点に、実証機が設置される予定です。
NEDO局所風況マップによると、その地点の年平均風速は7.0m/sで、大変良好な風況だそう。
世界ではノルウェーで2.3MWの実用機が建設されているのみ。(ちなみに着床式は既に国内3ヶ所で運転開始されています)
今後は、平成28年度に浮体式洋上風量発電の実用化を目指し、研究が進められる予定です。
結果が楽しみですね~
(冒頭の図は朝日新聞社作成)