日本は火山が多いため、地下に大量のマグマを有する世界第3位の地熱エネルギー所有国です。
しかし‥‥
・地熱発電の適地が国立公園内で開発が事実上禁止されている
・最初にかかる建設コストが高い
・温泉地とエネルギーを「競合」する場合があり反対される
などの理由で、地熱発電開発はストップしてきました。
ところが、福島原発の事故‥‥。
自然エネルギーに目を向けないわけにはいけない状況に陥ったニッポン。
政府はとうとう動きはじめました!
国立・国定公園内の地熱発電の候補地として、6カ所を検討しています。
福島市など:磐梯・吾妻地区 27万キロワット
釧路市など:阿寒地区 15万キロワット
秋田県湯沢市:子安地区 7万キロワット
秋田県鹿角市:菰ノ森地区 4万キロワット
北海道上川町:白水沢地区 3万キロワット
秋田県湯沢市:木地山・下の岱地区 3万キロワット
地熱発電は気象条件に左右されない、安定的なエネルギーです。
ぜひ開発を促進して、日本のエネルギー自給率を高めたいな
地熱発電については、以下の記事もぜひお読み下さいね。
日本の地熱発電基礎知識
地熱発電世界一アイスランドのレポート:友人が行って見てきました
「マグマ」:地熱ビジネスをテーマにした迫力ある小説の紹介
*冒頭写真は葛根田地熱発電所(私が現地を訪れて撮影したものです)
しかし‥‥
・地熱発電の適地が国立公園内で開発が事実上禁止されている
・最初にかかる建設コストが高い
・温泉地とエネルギーを「競合」する場合があり反対される
などの理由で、地熱発電開発はストップしてきました。
ところが、福島原発の事故‥‥。
自然エネルギーに目を向けないわけにはいけない状況に陥ったニッポン。
政府はとうとう動きはじめました!
国立・国定公園内の地熱発電の候補地として、6カ所を検討しています。
福島市など:磐梯・吾妻地区 27万キロワット
釧路市など:阿寒地区 15万キロワット
秋田県湯沢市:子安地区 7万キロワット
秋田県鹿角市:菰ノ森地区 4万キロワット
北海道上川町:白水沢地区 3万キロワット
秋田県湯沢市:木地山・下の岱地区 3万キロワット
地熱発電は気象条件に左右されない、安定的なエネルギーです。
ぜひ開発を促進して、日本のエネルギー自給率を高めたいな
地熱発電については、以下の記事もぜひお読み下さいね。
日本の地熱発電基礎知識
地熱発電世界一アイスランドのレポート:友人が行って見てきました
「マグマ」:地熱ビジネスをテーマにした迫力ある小説の紹介
*冒頭写真は葛根田地熱発電所(私が現地を訪れて撮影したものです)
それにしても、東北と九州ばかりで計画が目立ちますが、北陸ってあんまり地熱の向いてない?
いい温泉があるので難しいのかなぁ~
【報告書はこちら】
http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/chpt6.pdf
存在地は白山です。国立公園の第1種地区で最も環境保護されているところなので、現在の法律では発電所建設は難しいでしょう。
(巨大堰堤は非常に多数建設されていますが‥‥??)
環境省は、「保護地区の外から穴を掘ってマグマにたどり着けばOK」という見解のようですね。白山は無理なのかなあ。あるいは法律を少々変えて地熱発電所OKにするのは難しいのかなあ。
池上彰氏は「原発20基分に相当する地熱発電所が作れる。」とコメントしていたと思います。原発なくても十分やっていけそうですね。
日本の地熱エネルギーを今こそ活用する時期だと思います。白山は国立公園法での規制がネックとなっていますが、これも今後検討されるでしょう。
福島原発の事故を教訓に日本は変わらないければならないですね。
いつもコメントありがとうございます。