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ポットホール:室戸ジオパーク(4)

2013年01月10日 | 地質・地形・地球科学
「ポットホール(甌穴)」とは、水中にある岩石の割れ目やくぼみに落ち込んだ小石(礫)が、波が寄せるために渦を巻くように岩を削り、次第に深く丸くなっていったものです。

室戸岬近くの遊歩道には案内板も出ていました。


本来は波打ち際付近でできるものが、標高3~4mぐらいのところで見られます。
ということは、室戸岬一帯が隆起をしてきた証拠。

繰り返し発生してきた南海地震や東南海地震により、四国~紀伊半島地域は次第に隆起してきたということを証明しています。

ポットホールが見られるのは海に限りません。
これは金沢市を流れる犀川の河原で見られるポットホール。見事ですね。


しかし室戸ジオパーク、見所が多いですねぇ~~!!

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