ブナの中庭で

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明星P6南壁「クイーンズウェイ」;途中まで

2020年11月01日 | アルパインクライミング
落石リスクが高すぎました・・・

***
N師匠とEコーチとの3人で明星「クイーンズウェイ」へ。
6時過ぎに駐車場に到着した時、「フリースピリッツ」の先頭は2P目を登っており、後ろに3パーティが見えました。
既に渋滞、いやな予感。

渡渉は膝下で問題なく、クイーンズウェイの取り付きへ。
1P目、草付きで支点が取れない中、Eコーチが肝力でリード。


被った壁の左端で終了点。


上からマニュフェストを登るパーティを確認。


2P目は下部核心の10a、N師匠が嫌らしいスラブ右上も絶妙のカム技で。


3P目、被った凹角をスタートするEコーチ。その後は緊張するフェースへ。


4P目、草付きフェースのN師匠。


この頃、上部から次々と落石が始まりました。
フリースピリッツとクイーンズウェイは上部で交差するのですが、ここからの落石のようです。
加えてマニュフェストを登るパーティからも大きな落石。私の横50cmをかすめて落ちていきました。
おまけにN師匠のヘルメットにも落石がヒット。

国際ガイドのN師匠、即決で「下降指令」。
安全第一です。

決まれば速い。


懸垂4Pで、無事に河原へ。

明星は魅力的な岩場だけれど、浮石・落石が大問題です。
ヘッドランプで一番に取り付くか、平日に登るか。

よい教訓になりました。
N師匠、Eコーチ、ありがとうございました。

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