ブナの中庭で

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医王山古道をゆく

2019年06月29日 | 山登り
祖谷から前医王山を経て周回ルート。本峰をなぜ奥医王と呼ぶか分かりました。
***

梅雨真っ盛りの本日ですが、気象庁HPの雨雲レーダーでは12時までは降らない予想。
金沢市と南砺市、県境の山である医王山(いおうぜん)を富山県側から登ることにしました。

南砺市祖谷集落奥にある前医王山登山口近くに駐車。ほかに登山者はいません。
粘土で滑りやすい登山道、554m三角点ピークを経て、次第に藪漕ぎとなり612mの前医王山へ。






この糞は?もしかして・・・?


とりあえず熊鈴をつけて登ります。
こんな梅雨空の登山に付き合ってくれたKちゃん、ありがとう!


この前医王山ルートにはブナの巨木が多数。
素晴らしい、癒されます。


2時間ほどで車道に出ました。




気象庁の雨雲レーダーをチェックすると、1.5時間後には雨がきそうです。






医王権現堂




国見平コテージの横から祖谷へ下る「ふるさと歩道」へ。








医王山のピークは「奥医王」。なぜ奥医王なのか、ずっと不思議に思ってきました。

富山県の人は福光から見える大きな尾根の頭を前医王、その奥の峰を奥医王と称したと知って、納得しました。
金沢から眺める医王山は裏側から、富山側からが表だったということです。

12時前には車に戻り、温泉へ向かい始めると同時に激しく雨が降り始めました。

2 コメント

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Unknown ()
2019-07-01 23:01:03
お疲れ様
登山後来宅いただき、前医王・奥医王の話を伺い昭和20年ころの5万図を探してお二人の前でウロウロしていました。落ち着きのない振る舞いをしましたがみつかりませんでした。浅犀みくまり道のためのファイルに移したのだろうと思います。古地図をみるのは楽しいです。ケバ図法のそれなんかオ~!です。
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風露草さんへ (Repu)
2019-07-02 21:42:23
スタンフォード大学のHPで無料公開されている明治時代の国土地理院の地図をみてみました。医王山地域の地図は明治21年版とあります。
福光地域から医王山に登る道は、私が登った前医王道、下ったふるさと歩道の他にも何本もあったことが分かりました。もちろん百万石道路は影も形もありません。そして登山口の祖谷は「廣瀬舘村」だったのですね。
古地図を見るのは本当に楽しいですね。
コメントありがとうございました。
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