山岸凉子作のマンガ。2007年度手塚治虫文化賞、大賞受賞作品。
主人公の姉、篠原千花はバレエに打ち込む頑張り屋の少女。将来はプロを目指し、才能にも恵まれ、順調に成長を続けていました。
ところが公演本番中に舞台上でアクシデントが起こり、左膝内側靭帯断裂の大怪我をしてしまいます。
1度めの手術のミス、2度目の手術もうまくいかず、韓国に渡って生体移植手術も受けることに。辛抱強く治療を続けていましたが、膝の回復は思わしくなく、とうとう新たな医療ミスが見つかってしまいます。絶望した彼女は‥‥。
友人に借りたのですが、正直言って読んでいてつらかったです。
主人公の篠原六花の純粋無垢なかわいらしさは魅力いっぱいなのですが、それよりも苦痛に顔をゆがめてリハビリに取り組む千花に感情移入してしまいます。
しかも途中に「前十字靭帯断裂だったら大変だったが、まだ内側靭帯でよかった」なんていう台詞があるものだから‥‥ガックリ。
私、その前十字靱帯を切ったのですが。
重なる医療ミスという不運に加え、千花はバレエへの復活を焦るあまり、無理をしてしまい、更なる膝の悪化を招きます。
この点を教訓にすることにしよう、とりあえずは‥‥。無理をしない、気長にリハビリ。
主人公の姉、篠原千花はバレエに打ち込む頑張り屋の少女。将来はプロを目指し、才能にも恵まれ、順調に成長を続けていました。
ところが公演本番中に舞台上でアクシデントが起こり、左膝内側靭帯断裂の大怪我をしてしまいます。
1度めの手術のミス、2度目の手術もうまくいかず、韓国に渡って生体移植手術も受けることに。辛抱強く治療を続けていましたが、膝の回復は思わしくなく、とうとう新たな医療ミスが見つかってしまいます。絶望した彼女は‥‥。
友人に借りたのですが、正直言って読んでいてつらかったです。
主人公の篠原六花の純粋無垢なかわいらしさは魅力いっぱいなのですが、それよりも苦痛に顔をゆがめてリハビリに取り組む千花に感情移入してしまいます。
しかも途中に「前十字靭帯断裂だったら大変だったが、まだ内側靭帯でよかった」なんていう台詞があるものだから‥‥ガックリ。
私、その前十字靱帯を切ったのですが。
重なる医療ミスという不運に加え、千花はバレエへの復活を焦るあまり、無理をしてしまい、更なる膝の悪化を招きます。
この点を教訓にすることにしよう、とりあえずは‥‥。無理をしない、気長にリハビリ。
それは、申し訳ないものを貸してしまいました
そっかー、そうだよね、考えてみれば。
私はテレプシコーラ読んだ時には、子供が苦しい思いをしている時は、それがどんなに子供にとって良いと思ったとしても、決して押し付けないこと。
苦しんでいる子供は、思いもよらない行動をとる危険があるから、様子だけはさりげなく観察しつづけること等々、結構いろいろ考えることが多かったものだから……
考えてみたら、別の視点で読んでいて、得るものが多い本だと安易に思っていたのですね。
Repuさんが、Goodな専門医が見つかって、前の先生とは治療のやり方が違うと聞いた時に、それってほんとに良かったと心から思いました。それは、千花ちゃんとちょうど逆のケースですから。
良い専門医に恵まれて、良い治療が受けられたのですから、良い結果が得られると思います。
ただし、リハビリで無理はしないでねってことで
さて同じ整形外科でも各医師には専門性があり、自分がどのような手術をしてどのレベルまで回復させたいかを、具体的に主治医と話し合うことが大切だ、なんていくことを話したときに、薦めてくれた本だったよね。
私はこれまで医療についてあまり考えることがなかったので、今回の怪我はいいチャンスを与えてくれました。もちろんテレプシコーラも同様です。
さとりんさん、ありがとう!