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京都議定書を達成できなかったら?

2009年08月21日 | 地球温暖化・地球高温化
京都議定書で日本に課せられている温暖化ガス排出量の削減は、基準年(1990年)比でマイナス6%。
しかし2007年では削減どころか9%も増えてしまっています。

目標を達成できなかった場合、2013年以降の負担が増えることになっています。
例えば目標を超過した排出量の1.3倍分が、2013年以降の目標に上乗せられる。
つまり超過すればするほど、その後の達成が厳しくなっていく仕組み。
0.3倍分はペナルティというわけです。

他の国々での現状はどうでしょうか?
EUでは目標8%減に対して既に5%減。

国別でみると、英国は目標12.5%減に対して18%減。ドイツでは目標21%減のところ22%減 

現在、選挙を前にして各政党からマニフェストが発表され、環境政策を読むことができます。
しかし京都議定書達成のための早急かつ強力な方策を発表している政党は、(私がみた限りですが)残念ながらありません。

はやく効果的な対策を講じないと、後になればなるほど対策資金が必要となる、つまり雪だるま式になりかねない日本の現状です。

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