泡瀬干潟(あわせひがた)は沖縄県沖縄市にあり、南西諸島でも最大級の規模の干潟。
ここでは埋立事業がすすめられてきました。
泡瀬干潟は沖縄本島の中部、東側沿岸にあり、津堅島、久高島に囲まれた中城湾の北部に位置。
面積は、干潟290ha、藻場110haの、合計400haにもなります。
泡瀬干潟は生物多様性に優れ、鳥類、貝類、海藻類の貴重な生息地。環境省により「日本の重要湿地500」にも指定されています。
埋め立て事業に関しては、地域住民からの反対運動が展開されてきました。
そして、前原国土交通相は9月17日の就任会見で、
「泡瀬干潟埋め立て事業に関し、1期(区)工事は中断という形で臨み、2期(区)工事は中止するという考えを基本的に持っている」
との意向を明らかにしました。
詳細は沖縄新報のHPへ
泡瀬干潟を守る連絡会HPをみると、実に様々な生物が生息する富んだ干潟であることが分かります。
また地域の方々が事業に対して長年粘り強い反対運動を展開されてきたことも。
私は一度だけ泡瀬干潟を見に行ったことがあります。
干潮になるとず~~と沖合まで潮がひいて、ビックリしたことを覚えています。
この泡瀬干潟の北側には、かつて川田干潟も広がっていたのですが、「新港地区埋立事業」によって大部分が消滅してしまいました。
今回の前原国交相の発表に拍手!
(冒頭写真:泡瀬干潟を守る連絡会)
ここでは埋立事業がすすめられてきました。
泡瀬干潟は沖縄本島の中部、東側沿岸にあり、津堅島、久高島に囲まれた中城湾の北部に位置。
面積は、干潟290ha、藻場110haの、合計400haにもなります。
泡瀬干潟は生物多様性に優れ、鳥類、貝類、海藻類の貴重な生息地。環境省により「日本の重要湿地500」にも指定されています。
埋め立て事業に関しては、地域住民からの反対運動が展開されてきました。
そして、前原国土交通相は9月17日の就任会見で、
「泡瀬干潟埋め立て事業に関し、1期(区)工事は中断という形で臨み、2期(区)工事は中止するという考えを基本的に持っている」
との意向を明らかにしました。
詳細は沖縄新報のHPへ
泡瀬干潟を守る連絡会HPをみると、実に様々な生物が生息する富んだ干潟であることが分かります。
また地域の方々が事業に対して長年粘り強い反対運動を展開されてきたことも。
私は一度だけ泡瀬干潟を見に行ったことがあります。
干潮になるとず~~と沖合まで潮がひいて、ビックリしたことを覚えています。
この泡瀬干潟の北側には、かつて川田干潟も広がっていたのですが、「新港地区埋立事業」によって大部分が消滅してしまいました。
今回の前原国交相の発表に拍手!
(冒頭写真:泡瀬干潟を守る連絡会)
よくわからないというか、全然わからないというか。
埋め立て事業を中止して、プラスになることもあるんだろうけど、事業をしようと思ったからには、したい(あるいは、するべき)何かがあったはずで……
ダムのことでも、あれこれ言われてますよね。
今日は利賀ダムの話を、たまたまテレビで見たのですが……やりかけてる事業(道路を作るための橋げたとかは、もう建てられている)が途中だと、結構、無残(何のための税金? まるきりの無駄ですね、完成しなければ)
民主党のやってること、恰好はいいんだけど、極端な気がして、すごく不安になるの……本当に不要なのか、本当は必要なものを「お金は使わない」と言ってるのか、素人には本当に全然わかんなくて。
いえ、民主党に不満というのではなくて、そういう問題を提起してくれること自体、ありがたいというか、そうあるべきだとは思うのですが、
ダムのこと、干潟埋め立てのこと……そういうの、本当のところは(選挙とか、人気取りとかと関係ないとしたら)どうなんだろうというのが、私にはわからなくて、不安です。
(1)埋め立て目的が不明瞭
(2)環境への配慮が全く不足
(3)地元民や国内外から反対の声が高い
です。
(1)について:事業主体の国は工場誘致や観光開発を目的としていますが、実はすでに埋め立てた泡瀬干潟の北側地区の土地、利用が全く不調に終わったままです。新たに埋め立てても土地利用が進むとは思えませんね。
(2)について:泡瀬干潟を埋め立てるに際して、「海藻を移植する」と国が発表していますが、その手法が不適切であり手法の確立はできていないとして、検討委員会でも問題視。日本自然保護協会、WWF、日本弁護士連合会などが意見書を提出しています。
(3)について:各種アンケート調査で賛成の声は低く学会、日本自然保護協会、WWFなど多数の環境団体が反対を表明しています。地元沖縄市の市長も賛成していない。
調べれば調べるほど、なぜこの事業が始められようとしたのか‥‥。
民主党は環境に関しては、長年続いた「環境配慮よりも公共事業優先型」政策からの方向転換を目指していることが感じられます。
でもまだ始まったばかり、しっかり見ていきたいですね。