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教育熱心、福井県立大学&石川県立大学

2017年11月01日 | いろいろ
いま地方の公立大学の教育力が、凄いです。

***
本日は仕事で、県立大学2校を訪問しました。
まずは、福井県立大学(福井県永平寺町)へ。


創立25周年、4学部(経済、生物資源、海洋生物資源、看護福祉)を擁し、地方の県立大学としては大きいほうです。
バブル期に設計・施行された校舎も、立派。

生物資源学部(いわゆる農学部)の研究成果のひとつが、小麦新品種『ふくこむぎ(福井県大3号)』。
湿気の高い北陸では小麦栽培は困難とされていたのですが、2012年の品種登録以来、福井県内で栽培され様々な製品に利用されているそう。
そして次は、パスタでお馴染みのデュラム小麦に挑戦。


学内を案内していただくと‥、

おっと、確か福井駅で出会いましたネ。

ここ、福井県立大学には恐竜学研究所があるのでした。

恐竜博士で有名な東洋一先生が所長を務められています。

さて、次に訪問したのは、石川県立大学(石川県野々市市)です。
前身は石川県立農業短大、現在は生物資源環境学部に3学科(生産科学、環境科学、食品科学)があります。

瀟洒な校舎。




教員1名に対して学生は2名と、細やかな教育が行われる環境にあります。


実験の授業におじゃましました。
学生10名に先生が3名。


この2大学に限らず、地方の公立大学は実に細やかな教育がなされています。
もっともっと評価されてもいいのでは、といつも思っています。

2 コメント

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Unknown (週末山紀行)
2017-11-09 23:14:25
学生数に対する教員数の比率が高いのですね。
娘が高校1年で今の所進学希望ですが、進学先は人気やレベルだけじゃなく広い視点で選んで欲しいところです。
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週末山紀行さんへ (Repu)
2017-11-10 00:13:47
有名私立大学よりも、地方の国公立大学のほうが手厚い教育をしていると感じます。
各大学が実施しているオープンキャンパスに参加して、実際に見たり話を聞いたりして選択されたらいいですね。
コメントありがとうございました。
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